Netflixの最強人事戦略「円満解雇の達人」を徹底解説!

HR-strategyマネジメント

今回は、パティ・マッコードさんの著書「NETFLIXの最強人事戦略」(発行:光文社)の書評だヨ

「俊敏でハイパフォーマンス文化を形成」でお馴染みの群馬俊貴です!

こんな人におすすめ!
  • チームを活性化させたい
  • ハイパフォーマンス文化を作りたい
  • Netflixの人事戦略について興味がある

サクッと読めますので、ぜひ最後までご覧くださいっ!

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Netflixの最強人事戦略を徹底解説!

Netflixの人事戦略の特徴は「俊敏でハイパフォーマンス文化」であり、会社に適した人材が元々持っているスキルを活かすことで売上を上げています。

20世紀の人材管理を徹底的に廃止し続けて、破壊的変化を繰り返した結果、俊敏でハイパフォーマンス文化を作ることに成功しました。

21世紀の人材管理

まずNetflixが実行していったのは、20世紀の古い手法である部下の育成や、年功序列といって古い方針を次々に廃止していきました。

チーム活性化に必要なことは、重要なルールのみ共有し行動は社員1人1人の裁量に任せることであり、管理職の役割をその行動を実行するように求め続けることです。

多くの企業では、上司からの指示に従うドップダウンの指揮統制が多いが、その目的は社員のエンゲージメント(約束)を高めて、エンパワーメント(能力開花)を促すだけの上辺な施策です。

ボーナスや福利厚生で社員の満足度や幸福度を高める事ができると思いこんでいて、「お客様ファースト」ではなく「従業員ファースト」が目的になってしまっています。

会社の役目であり売上を増やす方法は、社員のスキルを高めるのではなく、社員が元々持つスキルを社員自身に気付かせて、そのスキルを存分に発揮できる環境を作ることです。

3つの基本方針

Netflixには以下の3つの基本方針があります。

  1. 優れた人材の採用と従業員の解雇はマネジャーの責任
  2. 全ての職務にいまいちな人材ではなく、最適な人材を採用する
  3. どんな優れて人材でも、会社とスキルが合っていない場合は進んで解雇する

「解雇のタイミングを判断」することと「優秀な人材を採用」することは表裏一体であり、逸材を採用する能力が無いと良い人を解雇できなく、またその逆も然りです。

アップルやマイクロソフト、Netflixなど成功している企業と人材の特徴は、必要な人材をいつでも採用して機動性を保って変化と成長をし続けています。

どんなに売上に貢献してくれた優秀な社員でも、会社にとって必要のない人材となれば進んで解雇するべきであり、チームの新陳代謝を促進して未来を想像するチームを作らなければなりません。

社外に素晴らしい機会を見つけられるように支援する円満解雇の達人になるためには、優秀な人材を採用することに積極的だという評判が必要です。

考察&感想

日本では、本書内で述べている20世紀の古い人材管理を行っている企業が多く、年功序列で人材を評価しています。

本書では、成果を出すためには古い手法や方針を破壊的変化させることで、未来を想像するチームを作るべきだと説明されていました。

何故なら、優秀な人材は流動性が高く変化し続けるため、チームに好循環が生まれることで売上増に好影響をもたらすからです。

Netflixの人事戦略はなぜ浸透しない?

日本では、なぜ未だに年功序列の古い価値観を持った企業が多く存在しているのか考えていきます。

本書内では、企業が成功するために必要な要素の一つとして「優秀な人材の採用と解雇を繰り返すことで機動力を作らなければいけない」書かれていましたが、なぜ有名企業の成功例があるのに日本の企業の多くでは実行できないのか疑問に感じました。

日本では労働契約法第16条に基づき、解雇が客観的に合理的な理由を失き、社会通念上相当と認められると解雇することはできません。

日本の労働者は、法律に守られていて優秀な人材を進んで解雇することは、法律上行うことは不可能です。改善するためには、まず法律を変えるところがスタートしなければなりません。

スポーツチームでの例

本書では人事をスポーツチーム例えて説明されていて、10試合ごとに人事考課を行う必要があるという点が印象的でした。

スポーツチームでは、どんなに優れた選手やコーチでも結果が全てであり、結果が出ていない選手やコーチは交代させないとファンをガッカリさせてしまいます。

企業でも同じで、結果がでていない社員がチームに存在すれば、お客さんの満足度を高めることはできず、従って売上を減少していきます。

人事のポイントは、常に社員との個人面談を頻繁に行い、フィードバックを与えることで部下は行動を改めるということです。

まとめ

今回ご紹介した書籍
Netflixの人事が学べる!

Netflixは、20世紀の人材管理の種表や方針を次々に廃止して、失敗を繰り返し改善することで俊敏でハイパフォーマンス文化を形成することができました。

重要なポイントは、社員のスキルを高めるのではなく、元々持っているスキルを気付かせて、スキルを発揮できる環境を作るのが企業の役目であるということです。

Netflixは人材管理を行う上で、下記の3つの基本方針を大切にしています。

  1. 優れた人材の採用と従業員の解雇はマネジャーの責任
  2. 全ての職務にいまいちな人材ではなく、最適な人材を採用する
  3. どんな優れて人材でも、会社とスキルが合っていない場合は進んで解雇する

会社と合っていない社員を円満解雇することは、優秀な人材を採用できることにも繋がり、円満解雇の達人になることができれば、未来を想像する素晴らしいチームが作れることができます。

皆さんも、Netflixの様に優れた適応力とハイパフォーマンスで溢れる職場作りを実践してみてください!

最後までご覧いただき感謝です!

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