時間が足りなくて悩んでない?
- 自分の時間が足りないと感じる
- 常に時間に追われている
- 時間があるけどやる気がでない
今回は、岡野純さんの著書「妥協する勇気」(Kindle出版)で解決していきます!
3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!
妥協の意味「諦め」は間違い
漫画家の夢について妥協することができなかった著者は「英語びより」というブログで投稿されているタカコさんの記事を見て、妥協の概念について驚愕するのです。
タカコさんの旦那さんはアメリカ人であり、結婚指輪を決めるさいに「コンプロマイズ!」日本語訳で妥協したと言いました。
タカコさんは違和感を覚えていましたが、旦那さんは嬉しそうに「コンプロマイズ!」と言い続けるのです。
悪い妥協「Lose-Win」
日本語の妥協には悪いイメージがつきまとい、「Aを失ってBを得る」というように「失う」の意味が強調されています。
例えば、最新のiPhoneを買いたい場合、高いからと妥協して1世代前の型落ちしたiPhoneを買うということは、最新の機能の優れたiPhoneを失うということになるのです。
日本で妥協は「失う」というマイナスイメージがあることから、失って得る「Lose-Win」という表現になります。
良い妥協は「Win-Win」
一方、英語の妥協は良いイメージで使われ、「AとBのの両方を得る」というように「得る」の意味合いが強調されています。
例えば、1世代前の型落ちしたiPhoneを購入した場合、最新のiPhoneに近い機能性と型落ちしたことによる価格安さの両方の良い面だけに着目します。
英語で妥協は「得る」というポジティブイメージがあることから、両方の良い面を得る「Win-Win」という表現になります。
完璧主義は捨て去る
完璧を目指しても多くの夢は実現しないことから完璧主義を捨てる必要があり、完璧主義を捨てきれないと「Lose-Lose」を招いてしまいます。
妥協とはもともとポジティブであるのに対して、「もっと良い選択があるに違いない」というマイナスな幻想を抱いてしまうと、「Lose-Win」を引き起こしてしまうのです。
妥協は失うことではなく、両方の良い面を得ることであるため、完璧主義を捨てて妥協する勇気を持つことが重要となります。
妥協は後悔から生まれる
本書では、妥協はもともとポジティブな「Win-Win」であり、ネガティブな妥協は幻想であると説明されていました。
たしかに妥協して嫌な気持ちになる時は、だいたい後になって後悔している場合が多いのも事実ですが、妥協は全て「Win-Win」なのか?という点に着目して考察していきます。
全て「Win-Win」なのか?
私は、妥協には「Win-Lose」も存在すると考えています。
何故なら、どんな物事にも欠点は存在して、改善していくことにより実績を蓄積していくことができるからです。
1世代型落ちのiPhoneを購入した場合、「優れた機能性と低価格」という過去のポジティブな感情を残し、「最新のiPhoneより劣っている点を改善できる」と考えることで成果に繋がります。
「Win-Win」を蓄積していき、「Lose」を改善していくことで、「Win-Lose」の妥協で成果をだすことができるのではないかと考えたのです。
「Win-Lose」の具体例
それではiPhoneを例に具体的な「Win-Lose」について解説していきます。
- Win…最新のiPhoneに近い機能と低価格
- Lose…最新のiPhoneより劣っているのでは?という疑問
iPhoneで例えた場合、良い妥協で1世代前の型落ちしたiPhoneを購入して「最新のiPhoneに近い機能と低価格」のWin-Winを得た後に、最新のiPhoneより劣っている点はどこ?と疑問を抱いて改善していきます。
過去の経験に後悔するのではなく、「貴重な体験を得た」という実績を蓄積していき、不安なところを改善していくことが重要です。
まとめ
本書を読むことで、妥協は「失う」ことではなく、両方の良いとこを「得る」ということが学べます。
まとめると
- 妥協は「失う」という意味ではない
- 妥協は両方の良いところを「得る」こと
- 完璧主義は後悔を生み出す
以上の3点を日々の生活に落とし込み、妥協をコントロールしてみてください。
最後までご覧いただき感謝です!
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