【J-REIT】Jリートとは?特徴やリスクをわかりやすく解説

J-REIT不動産投資
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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不動産投資で「J-REIT」に興味あるけど、よくわからないピヨ

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今回は、北野琴奈さんの著書『賢く貯めて、上手に資産運用 はじめての人のJ-REIT』(株式会社すばる舎)を書評します!

不動産投資に興味がある方は、Jリートについても興味がある方が多いです。

Jリートは、多数の投資家から資金を集めて、プロが不動産投資を行う投資信託の1つとなります。

つまり、個人投資家から集めた資金をプロが運用し、賃貸収入や売却益を投資家に分配する仕組みなのです。

本書では、Jリートについて分からない人に向けて、特徴とリスクがわかりやすく解説されています。

こんな人におすすめ
  • 不動産投資について興味がある
  • 資産を運用して安定した収益を得たい
  • Jリートについて詳しく知りたい
群馬俊貴
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3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!

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Jリートの特徴とリスク

Jリートは、不動産投資の様に大きな資金を必要としません。

実物不動産より気楽に参入できるが故に、「デメリットはないの?」と気になってしまいます。

そこでJリートの特徴とリスクを以下にまとめました。

  • 高い安定性と収益性
  • 値上がり益も狙える
  • さらなる成長への期待

高い安定性と収益性

Jリートの特徴は、高い安定性と高い収益が得られる点です。

多くの方々がイメージする収益として、不動産を売却して得られるキャピタルゲインがあります。

しかし、Jリートでは、毎月一定額が必ず得ることができるインカムゲインがメインの収益です。

投資先として、オフィスビルや商業施設など、長期的な契約になる場合が多くなります。

Jリートとは、長期的な契約によりインカムゲインが得られるため、高い安定性と収益性を持つ金融商品なのです。

値上がり益も狙える

Jリートでは、インカムゲインだけでなく、値上がり益も狙うことができます。

Jリートの値動きは、投資口価格と利回りが相対関係になります。

投資口価格が上がれば利回りが下り、投資口価格が下がれば利回りは上がるのです。

投資家は利回りで判断するため、結果的に投資口価格の下落を支え、上昇のブレーキとなります。

分配金に大きな変動がない限り、投資口価格が暴騰や暴落が起こりにくいのです。

さらなる成長への期待

Jリートの銘柄は、今後さらなる成長が期待できます。

何故なら、Jリートの銘柄は年々増え続けているからです。

2008年に42銘柄、2015年に53銘柄、2020年で62銘柄と、銘柄数は右肩上がりに増え続けています。

REIT市場は資金流入も増加傾向にあるため、今後も新しい銘柄は増え続けると予想できます。

Jリートの元手やリスクについて

本書では、Jリートの特徴として、高い安定性と高い収益が期待できると説明されていました。

たしかに、Jリートは実物不動産と異なり、気軽に少額投資できる金融商品です。

元手やデメリットなど、以下の疑問について考察していきます。

  • 元手はいくら必要なのか?
  • Jリートのデメリットは何?
  • 地震のリスクはどれくらい?

元手はいくら必要なのか?

Jリートでは、少額で始められると言っても相場がわかりません。

実物の不動産の場合、田舎の中古物件など、少なく見積もっても数100万円は必要なイメージです。

実物の不動産においては、高額のためローンを使用するイメージもあります。

Jリートでは、個別銘柄で1口10万円の少額で始めることができます。

投資信託に限っては、1万円程度といった少額から不動産投資に参加できるのです。

この様に、Jリートとは、1万〜10万円程度の少額の資金で不動産投資できる金融商品となります。

Jリートのデメリットは何?

Jリートの投資先は、商業ビルや商業施設が多数だと本書では説明されていました。

Jリートのデメリットは、実物の不動産と同じく、地震や火災など自然災害の影響を受けやすいことだと考えられます。

仮に、投資先のビルがある土地に自然災害が起きた場合、資産価値や収益が下がってしまうリスクがあります。

災害の規模にも左右されますが、大なり小なり本来得られるはずだった分配金は減ってしまうかもしれません。

地震大国の日本では、Jリートでも実物の不動産でも、地震などの自然災害によるリスクは想定するべきです。

地震のリスクはどれくらい?

東日本大震災を例に、Jリートのリスクを説明していきます。

建物の修繕にかかった額は、1700万円〜6億円で、「こんなにかかったの」と驚いてしまいます。

分配金は一時的に9割になったそうですが、すぐに回復しています。

また、修繕工事が可能な状態であったため、すぐに回復した要因の1つではないかと考えることができます。

東証REIT指数に関しては、ー15%になりましたが、これもすぐに回復しました。

近年の記録的な大地震でも、Jリートは一時的な分配金減少や、東証REIT指数の下落もあったものの、いずれも回復しています。

今後の自然災害においても、Jリートは余剰資金で資産形成するには最適な金融商品の1つだと考えられます。

まとめ

今回は、北野琴奈さんの著書『賢く貯めて、上手に資産運用 はじめての人のJ-REIT』の書評でした。

今回ご紹介した書籍
読まなきゃ損!

本書を選んだ理由は、Jリートについて基礎知識が学べると感じたことと、文章が苦手な人でもスラスラ読めると思ったからです。

本書の目的は、Jリートの特徴やリスクなどを初心者に説明することだと思います。

実際に読んだ結果、Jリートの特徴は安定性と収益性であり、コツコツと積み上げる投資に向いているということなど、わかりやすく説明されていました。

Jリートについて詳しくない私でも、スラスラと読み勧めることができ、不動産投資に興味がある方は読まないと損です。(厳密には読んでも損は無いのだから読むべきです)

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群馬俊貴
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最後までご覧いただき感謝です!

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