失敗が怖くて行動できない!成長型マインドセットで才能は伸ばせる訳

growth-mindsetマネジメント
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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今回は、マシュー・サイドさんの著書「失敗の科学-失敗から学習する組織 学習できない組織-(発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン)」の書評だヨ

「成長型マインドセットで知性や才能は努力で伸ばす」でお馴染みの群馬俊貴です!

こんな人におすすめ!
  • 失敗が怖くて行動できない
  • 自分には才能が無いと思いこんで諦めてしまう
  • 努力しても意味が無いと考えている

サクッと読めますので、ぜひ最後までご覧くださいっ!

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成長型マインドセットで才能は作れる

何か新しい物事へチャレンジする際に、「固定型マインドセット」と「成長型マインドセット」2種類の思考の型があります。

この2つの決定的な違いは、以下の様に失敗した時の受け止め方が異なります。

  • 固定型マインドセット…失敗は自分に才能が無いから(自身を過小評価)
  • 成長型マインドセット…失敗は自分の力を伸ばす上で欠かせないもの(楽観主義)

固定型マインドセットの特徴

固定型マインドセットの特徴は、生まれつきの才能を信じていて努力する前に諦めてしまいます。

例えば、プロのサッカー選手になりたいと思った場合、「どうせ自分がなれる訳ない」「他にも上手い人は沢山いる」などと行動するまえに諦めてしまいます。

この様に、知性や才能は生まれた時から決まっている物だと考えていて、努力では絶対に変えることが出来ないと信じています。

成長型マインドセットの特徴

成長型マインドセットの特徴は、知性や才能は努力によって後から伸ばすことが出来る考えています。

例えば、現在は有名なベッカムも、始めたての頃はリフティングが5〜6回しか出来ませんでした。半年で50回、1年で200回と練習し続けて、9歳の頃には2003回で15分まで伸ばすことが出来ました。

この様に、「最後までやり抜く力」が大切であり、粘り強く努力を継続すれば、自分の能力や才能をさらに高めて成長できると信じています。

固定型と成長型の企業

固定型マインドセットと成長型マインドセットは、一般企業でもどちらかに分類することができます。

固定型の企業の特徴は、ミスや非難されるのを恐れて社員が消極的になり、ミスを隠したりごまかしたりします。また、他の社員のせいにしたり、仕事をサボったりもします。

成長型の企業の特徴は、リスクをとった上での挑戦を許されていて、失敗しても非難されることはありません。会社にとって「失敗は学習の機会」と捉えられています。

世の中で成功している企業の多くは、後者の成長型の企業であり、企業で働く社員にとっても成長型の方が働きがいのある職場だと言えます。

考察&感想

本日の考察するポイントは、「必ずしも成長型マインドセットが必要なのか?」という切り口から、仮説を考えていきます。

  • 努力をしても成長出来なかった場合はどうすればいいのか
  • 全ての企業や業種で成長型マインドセットは必要なのか

上記の疑問から、固定型と成長型をどう使い分けたらいいか説明していきます。

成長型で土台を作るべき

成長型マインドセットは、努力によって知性や才能を伸ばすことができますが、果たして全ての物事や場面において当てはまる話なのかどうか説明していきます。

例えば、私は小学生の頃に親から無理やりスイミングスクールに行かされた結果、途中で諦めて辞めてしまった様に、自分が興味を持てないことに関しては成長型マインドセットの思考法は当てはまらないと考えます。

私が考えた仮説は、自分が興味を持てないけど取り組まなかればいけない物事は、まずは成長型で土台を作った後に、固定型へシフト変更して仕組み化するべきということです。

成長型はブラック企業になる

本書を読んで印象に残った点は、「失敗」という出来事は受け取り方次第で成長することができるという点です。

固定型の企業で働く社員は、職場の環境に納得がいかないブラック企業の可能性が高いですが、私は成長型の企業がいずれ固定型の企業になってしまうのではないかと考えています。

何故なら、成長型の企業はリスクをとって楽しく挑戦するが故に、本人も気が付かないうちに仕事が長時間になりやすく、将来的に新入社員が入社した時にブラック企業となってしまいます。

成長型の企業は、仕事が長時間になったり、自分たちが行ってきた環境を新入社員に要求しない様に努力することが大切だと感じました。

まとめ

今回ご紹介した書籍
才能を作る

固定型マインドセットと成長型マインドセットの違いは失敗の受け止め方であり、知性や才能は努力によって伸ばすことができます。

  • 固定型マインドセット…どうせ自分には無理だと行動する前に諦める
  • 成長型マインドセット…失敗を改善すれば成長できると行動し続ける

何か夢を目指す際には、初動では成長型マインドセットで失敗と改善を繰り返し、ある一定のレベルまで達したら固定型マインドセットで仕組み化することが重要だと考えています。

そして問題に直面したら、成長型マインドセットに切り替えるなどして、交互に繰り返すことで無限に成長し続けることができます。

「行動力が足りないかも」と感じる皆さんは、挑戦する前から諦めずに、成長型マインドセットで失敗を改善して才能を作っていきましょう!

最後までご覧いただき感謝です!

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