ライバルと差をつけるためには「複数の視点」が必要な理由

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群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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ライバルとの競争で悩んでない?

  • ライバルと差別化したい
  • ユーザー目線で物事を考えたい
  • 新しいアイデアを生み出したい

今回は、音部大輔さんの著書「なぜ戦略で差がつくのか。ー戦略思考でマーケティングは強くなる。ー」(発行:宣伝会議)で解決します!

こんな人におすすめ!
  • ライバルと差別化してオリジナリティーを高めたい
  • ユーザー目線で物事を考えたい
  • 新しいアイデアを生み出したい

3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!

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「複数の視点」を持つ技術

大きな目標を達成するためには、ライバルの過去とは違う戦略を考える必要があり、同じことでもどうやって違うように見せるかが大切です。

ライバルと差をつける具体的な方法は、「違うこと」や「違うように」見る複数の視点がを持つことが重要で、以下の3つの方法で「複数の視点」を持つことができます。

  • 時間軸を変化させる
  • 成功者をコピーする
  • 極端な想像をする

時間軸を変化させる

森の中の鳥は、止まっていると木々に隠れて見えませんが、飛び立つと目立って見えることから、静止画よりも映像の方が情報量が多いことが分かるように、変化にはヒントが隠されています。

例えば、グラスに入った水「数分、数時間、数週間後」は氷が溶けたり汚れが溜まり「数分、数時間、数週間前」ではウェイターが運んでいたり、蛇口に吸い取られていきます。

この様に、時間軸の前後を考えることで、商品の意外な点に気が付き、ユーザーの視点で物事を見ることができます。

成功者をコピーする

上司や部下、同僚など、成功者や他人のコピーをすることで、視点を3倍4倍と増やしていくことができます。

自分が担当している企画に対して、「上司ならどのようなコメントをするだろうか」「企画に対してどう思うか」を考えることが大切となります。

コピーする方法は、日々のコミュニケーションや、ミーティングなど、成功している上司が「いつどんなことを気にしているか」常に考えて、アップデートしていくことが重要です。

極端な想像

極端な想像をして大きなバイアスを意図的に作り出すことで、「失敗したらどうしよう」など無意識に働いてしまうバイアスを小さくすることができます。

極端な想像の例とは、自分が担当するプロジェクトなど「大失敗したとしたら」または「大成功したとしたら」それぞれの理由を考えるということです。

また、環境の変化を想像して、「もしも競合のシェア率が倍になったとしたら」「給料が半分になったとしたら」理由と対策を考えることも大切です。

この様に、極端な成功と失敗の理由、環境の変化に対する理由と対策を考えることで、今までとは違う視点で物事を見ることができます。

複数の視点を実際に落とし込むには

新しいアイデアを考えるためには「複数の視点」が必要なことと、そのために実践すべき方法を説明してきました。

しかし、複数の視点を、日常生活にどの様に落とし込めば良いか考えていきます。

カフェをオープンする場合

時間軸の変化を考える場合、お客さんがカフェに立ち寄る前後の行動から、カフェが提供できることを考えていきます。例えば、学校帰りであれば「癒やしの場所を提供できるかも」や、自宅で集中できないから勉強のために通う場合「集中するスペースの提供ができるかも」など、カフェに立ち寄る前後を考えることができます。

コピーの視点では、カフェの大手であるスターバックスやドトールなどの戦略を考えます。「なぜスターバックスは図書館の横へのオープンに力を注ぐのか」「なぜロゴマークがシンプルなのか」などを考えて、「もしもスタバやドトールだったらどの様な戦略をとるか」を自社に落とし込みます。

極端な想像では、「もしも大繁盛したとしたら何故?」や「もしも赤字が続いたとしたら何故?」を考えます。例えば、大繁盛した場合の理由として、「SNSで話題となった」や「大手には真似できないサービスの提供」などが上げられます。

まとめ

今回ご紹介した書籍
複数の視点が持てる!

ライバルと差別化して、大きな目標を達成するためには、1つの物事を複数の角度から見る「複数の視点」が重要です。

複数の視点を持つ方法は、

  • 時間軸の前後を考える
  • 成功者の真似をする
  • 極端な想像と理由を考える

以上の3点が大切であり、本書では他にも複数の視点を得るための技術が説明されています。

ライバルと差別化して、自分の商品のオリジナリティーを高めて、目標を叶えたい方は、ぜひ本書を読んで「複数の視点」を身につけてみてはいかがでしょうか。

最後までごらんいただき感謝です!

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