気持ちが伝わらなくて悩んでない?
- 伝えるのが下手だと感じる
- 自己アピールが苦手
- 相手に気持ちが伝わらない
今回は、柿内尚文さんの著書「バナナの魅力を100文字で伝えてください-誰でも身につく36の伝わる法則-」(発行:かんき出版)で解決していきます!
3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!
伝え上手には「思いやり」が重要
あらゆる物事は目立たないと埋もれてしまい、存在していないモノと同等となってしまいます。
例えば、初めてのスーパーへ買い物にでかけた際に、目当ての商品を的確に見つけることは不可能ですし、「セール中」「お買い得」などのポップが付いた商品に目が奪われがちです。
会社で上司に媚を売る社員が理不尽に評価されるように、人間はアピールされないと「存在していないモノ」と認識してしまいます。
努力をしない
多くの人は自分のことで精一杯であり、他人のことには興味が無く、対して親しくもない知人から仕事やプライベートの相談をされても恐らく殆どの人が迷惑だと感じてしまいます。
本書では、脳のバイアスはそもそも十人十色であり、人それぞれの価値観があることを認識しなければいけないと説明されていて、これはコミュ力が高い人ほど認識できています。
他人の事に興味がない人間だからこそ、「相手に伝えよう」と力むのではなく、まずは相手に伝える努力をしないことが大切です。
優しさを持つ
伝え方が上手な人というのは、「相手に伝えよう」と努力するのではなく「思いやり」があるかどうかです。
例えば、美味しい水を提供している飲食店で、お客さんに美味しい水を飲んで欲しい場合、来店時にコースターの上にグラスを丁寧に乗せたり、一言添えたりする方法があります。
この様に、相手への「思いやり」1つで、自分が伝えたい情報を関節的に相手へ伝えることができます。
イライラしない
伝えたい情報は伝わりづらいですが、イライラしたり負の感情というのは、相手へすぐに伝わってしまう特徴があります。
一度イライラした感情が相手へ伝わってしまうと、どんなに有益で相手のためになる情報を話したとしても、信頼度が下がってしまうことから相手に伝わることはありません。
自分が伝えたい情報が確実に相手へ届けたい場合には、イライラやネガティブな負の感情は抑えて相手へ伝えることが重要です。
「言わなくても分かる」はなぜ起きる?
職場でも家族間のコミュニケーションで悩みがちなのが「言わなくても伝わって欲しい」という根拠の無い願望です。
また、「これくらいなら言わなくても分かる」と考えてしまう人も多いですが、このような問題が何故起こるのが考えてみました。
- 恥ずかしいから
- 深い絆を信じている
- 単に関心が薄れている
上記3点が理由と考えて、「言わなくてもわかる」を求めてくる人は、そもそも何も伝えようとしていないことが考えられます。
恥ずかしいから
多くの人は、距離が近くなればなるほど「ありがとう」や「ごめんなさい」などの言葉が言いづらくなると考えています。
理由は単純で「恥ずかしいから」であり、中の良い友だちであればあるほど「私達は親友だよね?」と聞きづらいものです。
自分の弱みを見せたくないと感じる方もいるかもしれませんが、まずは自分の気持ちを相手の為に伝える必要があります。
深い絆を信じている
こちらは先程よりもポジティブな理由ですが、「私達は言葉に出さなくても通じ合っている」と信じている状態です。
しかし、人間には相手の心を読む超人的な才能を持っていないと考えられますし、言わなくても分かることで生じてしまう誤解も生まれてしまいます。
「言わなくても分かる」ことにロマンを感じて深い絆を信じるのも良いですが、相手と絆を深めるには言葉と言葉を交わすことが重要です。
関心が薄れている
「言わなくてもわかる」という上司や家族がいる場合は、関心がない状態であり、「思いやり」が欠けている状態です。
例えば、相手に改善してほしい問題点があるのであれば「遅刻はだめだぞ」など、何らかのメッセージはあるものですが、これがない場合はそもそも関心が薄れている場合が多いです。
この様に、「言わなくてもわかるよね」と言われた場合には、あなたに対する興味関心が薄れている場合があるので、まずは自分から相手に思いやりを持って接することが大切です。
まとめ
そもそも相手に伝わってない物事は相手にとって存在していないのと同等であり、相手に伝えたい「見えない部分」は魅力を伝えないと判断されません。
- 伝える努力をしない
- 思いやりを持って相手ベースで考える
- イライラなど負の感情を抑える
上記3点を実践することで、伝えたいことを確実に伝えることができる「伝え上手」になり、人間関係を良好にして楽しい毎日を送ってみてください!
最後までご覧いただき感謝です!
コメント