イタリア人は家族を大切にする?ピッツァ一切れで楽しく生きる訳

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群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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今回は、田島麻美さんの著書「イタリア人はピッツァ一切れでも盛り上がれる」の書評だヨ

「お金が無くても人生は楽しく生きられる」でお馴染みの群馬俊貴です!

こんな人におすすめ!
  • 人生に満足できていない
  • 孤独感が強くやる気が出ない
  • 周りに流されやすい性格

詳しく知りたい方は、サクッと読めますので最後まで読んでみてくださいっ!

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イタリア人は人間関係を重視する

イタリア人は、高級レストランで食べる1人の食事よりも、大勢で食卓を囲み「美味しいね」と言い合って食べるピッツァ1切れの方が魅力を感じると言います。

理由は、イタリア人はおしゃべりが大好きで、以下の人間関係を重視して皆でコミュニティーを作り上げているからです。

  • 地元を愛する
  • 家族を愛する
  • 人間を愛する

地元を愛する

イタリア人は、生まれ育った地元を大切にして、街全体を皆で作り上げていく意識が強いです。

日本では、チェーン店やブランド品が人気で店舗も多く存在しますが、イタリアではチェーン店よりも個人商店、ブランド品よりハンドメイド品とオリジナリティーを優先します。

イタリアでは、まだまだ地元の商店街の人気は強く、チェーン店の付け入る隙が無いくらいに皆で地元の街を守っています。

家族を愛する

イタリアにおいて、コミュニティーの最小単位は、個人でも会社でも無く「家族」です。

日本では、困ったことがあっても家族には出来るだけ隠して、後々バレた時に大惨事となるケースがありますが、イタリアでは個人ではなく「家族で苦難を乗り越える」という意識が強い。

「家族からの頻繁な連絡が面倒」というのは日本と一緒ですが、イタリア人はそう言いながらも週に1度、何かと理由をつけて家族とホームパーティーでおしゃべりを楽しみます。

人間を愛する

現在ではインターネットの発達から、困っていることがあってもネットサーフィンで解決してしまうことが大半ですが、イタリア人は他人から得る情報も大切にしています。

例えば、就職活動が日本よりも難しいと言われるイタリアでは、採用情報を探すことすら困難のため、家族や知り合いなどに情報を聞いて周り、コネクションで入社するのが一般的です。

個人商店へ買い物へ行けば店主から「料理のレシピ」の情報を入手でき、地元の立ち話からは「美味しい食べ物」の情報を入手できます。

この様にイタリアでは、インターネットで気軽に情報収集するのではなく、会話を楽しみながら情報を得ることに価値を感じています。

感想&考察

イタリア人と日本人では、文化や民族性の違いから人間関係が真逆であり、日本人には以下の様な特徴があります。

  • 地元や家族から離れたがる日本人
  • 本音を隠して建前を言う日本人

日本人は独立願望が強い?

日本人は、地方の田舎に暮らしている場合、高校卒業のタイミングで家族や地元から離れて、東京へ行く方が大半です。

実際に私も、高校卒業後のタイミングで地元の群馬県を離れ、芸能マネージャーを夢見て上京しました。

理由として多いのは、地元の田舎に住んでいたり、家族と楽しく接していると、「恥ずかしい」と感じる方が多いからであり、環境によっては他人から馬鹿にされることもあり得るからです。

イタリア人は、生まれ育った地元を愛して皆で作り上げる意識が強く、何事にも家族で乗り越え、人と人とが協力して作るコミュティ−を重視しているのが分かります。

日本人は本音を語らない

日本人とイタリア人の決定的な違いは、「人間を愛しているか」に尽きます。

日本人は本音を隠すのが美徳という固定観念があり、困ったことがあっても1人で抱えこんでしまったり、他人に迷惑をかけることを極端に嫌がります。

イタリア人は、困ったことがあれば家族に相談したり、欲しい情報があれば地元の人に聞いて周ったり、コミュニティーを作り上げています。

まとめ

今回ご紹介した書籍
楽しく生きる

イタリア人は、「地元・家族・人間」を愛して、みんなで助け合うコミュニティーを作ります。

日本人は、本音を語らず1人で抱え込んでしまう方々も多いので、イタリア人の生き方を参考にしていきたいところ。

この本を読んだ率直な感想は、地元の田舎や家族を大切にしていることに対して、「恥ずかしい」という気持ちを抑えて、自分にとって大切なコミュニティーをもっと大事にするべきだと思いました。

皆さんも、コミュニティーを大切にして1人で抱え込まずに生きていきましょう。

最後までご覧いただき感謝です!

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