買い物上手の特徴は「安さ」より「欲しい商品」を適正な価格で買う

Cost-performanceファイナンス
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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買い物う上手になりたくて悩んでない?

  • 欲しい商品があるけど我慢している
  • 安い商品を進んで買ってしまう
  • 高い商品を買うと損した気分になる

今回は、小島尚貴さんの著書『コスパ病 貿易の現場から見えてきた「無視されてきた事実」』(Kindle出版)で解決していきます!

こんな人におすすめ!
  • 欲しい商品があるけど安い商品で我慢している
  • 安い商品を進んで購入してしまう
  • 高い商品を買うと損した気分になる

3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧くださいませ!

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「安さ」より「物語」で買う

欲しい商品があるけど、出費が増えるなどの理由から「安さ」を中心に買い物してしまう方も多いです。

今回は、現代では「安さ」が目的になっている理由と、100均がなぜ経済を衰退させてしまうのか、そして何を基準に商品を購入すれば良いのか説明していきます。

「安さ」が目的化

本来は、商品の魅力の1つである「安さ」が前提条件になっていて、100均など外国の安い商品を国内で消費してしまうため経済が落ち込んでしまいます。

例えば、タイムセールで値下げされた商品を主婦たちは喜んで購入しますが、タイムセールの商品は賞味期限や消費期限が間近な商品を限定的に安く販売しています。

テレビCMやインフルエンサーが節約アイテムと称して安い商品を紹介することにより、より「安さ」という付加価値であった条件が、誰もが「安さ」を求める絶対条件となってしまっているのです。

100均は自主規制すべき

100均一ショップがなぜ自主規制すべきなのかは、海外の事例から学ぶことができます。

韓国国内では、100均の影響により、文房具などの分野の事業者が92%もの売上減少となったことから、「流通法」という法律を変えてまで対処する動きがあるのです。

与党議員を中心に、大規模店舗の売り場面積や営業日数、出店制限などを設け、流通の構造が大幅に変化するのを防ぐ規制強化に動き出しました。

経済が発展するためには、国内で生産できるものはできるだけ国内で作り、手に入らない資源や製品のみ輸入すれば良いのです。

「物語」を買う

「安さ」を求めずに買い物すれば良いのかというと、著者からの提案は「買い方を見直して見ませんか?」ということです。

スーパーで売られている豚肉で例えると、安いからといって思考停止でアメリカ産やカナダ産の豚肉を購入してはいけません。

私の場合、群馬県出身であるため、少し高いですが上州銘柄豚「赤城ポーク」や、肉以外にも群馬県産のほうれん草ら下仁田ネギなど「物語」に着目して購入します。

商品そのもののクセや魅力を意識して、作りての顔や物語を知り、商品への愛着や興味、誇りが生まれて商品そのもの価値で買い物をすることができるのです。

安い商品が好きな場合は?

本書では、商品を買う際には「安さ」ではなく、自分が買いたい商品を買うべきだと説明されていました。

本書でも「安い商品を買う」行為自体がいけないのではなく、「安さ」が目的化していることに問題があるとも述べられていました。

そこで、なぜ安い商品を目的にしてしまうのか、節約家と倹約家の違いを軸に考察していきます。

節約家と倹約家の違い

安い商品を買うタイプは「節約家のミニマリスト」と「我慢して節約する倹約家」が存在していると仮定します。

ミニマリストタイプの方は節約そのものを楽しんでいて、お金を使わずにミニマムに暮らすことに幸せを見出しています。

一方、倹約家タイプは、とにかくお金を切り詰めて、本来はお金を使うべき場面でも我慢して節約を繰り返します。

倹約家タイプの場合、本当は国産の豚肉が買いたいのに、我慢して海外の安い豚肉を購入してはしゃぶしゃぶなども楽しむことはできません。

そもそも給料が少ない?

そもそも給料が少ないが故に、良い商品が購入できない負のスパイラルに陥っている問題もあります。

しかし、本来は給料が少なくても国内産の高い商品を買うべきであり、経済を発展させていかなければなりません。

小売業者や加工食品業者が儲かれば、従業員に高い給料が支払えるようになり、その従業員が高い商品を購入することで経済が豊かになっていきます。

質の良い国産品を購入することで経済は成長して、外国産の安い商品は日本の経済を衰退させてしまう恐れがあるのです。

まとめ

今回ご紹介した書籍
買い物上手になれる!

本書は、「節約のために100均で食器をそろえる」など、安さを基準に買い物した結果、欲しい商品を我慢している方々におすすめです。

本書を読むだけで「安い商品を買うコスパ病を改善するには、商品の物語に価値を見出す」ということが学べます。

まとめると、

  • 安さを目的にしない
  • 100均は経済を衰退させる
  • 商品は物語で買う

以上の3点を日々の生活で意識的に心がけてみてください!

最後までご覧いただき感謝です!

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