コーヒーチェーン店から学べるマーケティング戦略の基本知識

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今回は、永井孝尚さんの著書「戦略は”一杯のコーヒー”から学べ!(発行:株式会社KADOKAWA)」の書評だヨ

「自分らしさを追求する価値主導のマーケティング3.0」でお馴染みの群馬俊貴です!

こんな人におすすめ!
  • マーケティングについて学びたい
  • 経営戦略について興味がある
  • 自分の強みや長所を見つけたい

詳しく知りたい人は、最後までサクッ読めますので是非ご覧くださいっ!

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「自社らしさ」のマーケティング3.0

本書は、主人公である新町さくらへ、室長である藤岡さんがドリームコーヒーの「自社らしさとは何か?」というを問い続ける対話形式でマーケティングが学べるんです。

ブラック会社を勢いで退職した新町さくらが、ドリームコーヒーの藤岡さんと出会い、大手コーヒーチェーンの経営戦略や知識を取り入れてドリームコーヒーを成長させていく物語です。

ドリームコーヒーが成長していく上で欠かせない2つのポイントは以下の通りです。

  • 「自社らしさ」を追求する
  • 価値主導のマーケティング3.0

「自社らしさ」を追求する

本書の中で、藤岡さんは新町さくらへ事あるごとに「自社らしさは何か?」「ドリームコーヒーの強みはなんだ?」という質問を問いかけ続けます。

物語が進むと、藤岡さんは新町さくらに「自社らしさ」を探す上で重要な4つの質問をするんです。

  • ①ドリームコーヒーの強みは何か?
  • ②強みを必要としているお客さんは誰なのか?
  • ③そのお客さんが本当に欲しいモノは何か?
  • ④お客さんがドリームコーヒーを知るためには?

この4つの答えはマーケティングの基礎とも言えますので、答えを知りたい方は本書を手にとって見てみてください。

マーケティング3.0=価値提供

本書で学べるのは、従来の消費者のためのマーケティングではなく、価値提供を主軸とするマーケティング3.0です。

マーケティングにはバージョンがあり、それぞれ提供する目的が異なります。

  • マーケティング1.0…売りたいモノを売る製品中心のマーケティング
  • マーケティング2.0…消費者が滿足するモノを売る消費者思考のマーケティング
  • マーケティング3.0…世の中をより良くするモノを売る価値主導のマーケティング

マーケティング3.0をドリームコーヒーに取り入れ、新町さくらと藤岡さんはDDプロジェクト(ドリームドリッププロジェクト)を立ち上げます。

この行く末は、ぜひ本書を手にとって見てみてください。

考察

マーケティングの進化は消費者のモノに対する「慣れ」が高くなるにつれて、どこまでも進化し続けると考えています。

モノが普及することで低価格競争が起こり、やがて低価格の品質では満足できなくなった結果、消費者が次に求めるのは「価値」です。

消費者は進化する

モノがない時代には、テレビや冷蔵庫など、作れば売れていた時代からマイナーチェンジを繰り返す様になり、マイナーチェンジには価値を感じない消費者に対して「どんな価値を提供するか」が問われる時代です。

実際に私も、家電を購入する際には最新モデルよりも2世代前くらいの型落ちしたモデルを購入します。

理由としては、低価格で最新モデルに近い機能に価値を感じるからです。

この様に、時代が進むにつれ、消費者がモノに抱く「価値」は進化しており、それに従い生産者のマーケティングも進化し続けるんです。

低価格離れが起こる

低価格競争が繰り広げられている牛丼チェーンでは、どこまでも安く牛丼を提供していますが、これからの時代に必要なのは「価値のある牛丼」です。

例えば、高級なモデルの牛丼、牛丼を作るために働いている人の姿などを可視化して、お客さんと距離を近く牛丼の価値を提供していかなければならないと考えています。

モノを作れば低価格競争が起こり、やがて消費者はモノの価値をメインにして、生産者は値段が高くても価値のあるモノを売らなければなりません。

まとめ

今回ご紹介した書籍
楽しく経営戦略が学べる

不満な点としては、物語形式でお送りされているため、大げさな演出の要素が盛り込まれいます。

例えば、主人公の新町さくらは、心の声が外に漏れてしまう癖があり、この癖が最後までしつこく表現されていたり、ライバル店のエースをヘッドハンティングした際のセリフにもベタな演出があります。

不満点とまではいきませんが、こういった表現が苦手な方々にとっては、「多少読みづらいかな?」というのが率直な感想でした。

しかし、大手有名コーヒーチェーンの経営戦略や、マーケティングの基本知識が、物語形式でわかりやすく学べるので、少しでも興味がある方はぜひ手にとってご覧ください。

最後までご覧いただき感謝ですっ!

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