【損しない】「無料」と「選択」から逃げて価値のある買い物が重要

behavioral-economicsレビュー

今回の書評は、大江英樹さんの著書「その損の9割は避けられる”後悔しない選択”ができる行動経済学(発行:三笠書房)」だヨ

「無料と選択から逃げて、価値のある買い物が重要」でお馴染みの群馬俊貴です!

こんな人におすすめ!
  • 「無料だから」とつい買いすぎてしまう
  • 食べ放題などで元をとろうとしてしまう
  • 節約しているのに中々お金が貯まらない

詳しく知りたい方はサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!

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「無料」と「選択」から逃げる

人は誰しも「損をしたくない生き物」であり、分かりやすい例でいうと、焼肉やしゃぶしゃぶなどの食べ放題があります。

食べ放題では元をとろうと食べすぎてしまう人も多いですが、その理由は以下の通りです。

  • 単品注文するより若干高めの価格設定されている
  • 料理のメニューが豊富で注文したくなる
  • 「90分食べ放題」など時間が限られている

この様に、私達の暮らしの身の回りには、「元をとらなきゃ」という心理を利用して、お店側に選択させられている例がいくつかあります。

今回は、「無料」と「選択」の2種類に分けて、当本に書かれている例をピックアップしていきます。

◯◯円以上お買い上げで無料

駐車場付きのスーパーやデパートで買い物する際、「〇〇円以上お買い上げで1時間まで無料」という謳い文句があります。

2000円以上で駐車場代1時間300円が無料になり、欲しい買い物を済ませた時点での合計金額が1500円だった場合を仮定します。

  • 2000円以上…余計に500円多く買い物
  • 1500円のまま…300円の駐車場代を払う

2000円以上買い物する場合は、ほしくない商品を買うために500円多く買い物しなければならないのに対して、1500円のまま買い物をすれば合計金額1800円で済んでしまいます。

余計に買った500円の商品は、必要の無い商品である可能性が高いことが多く、実際に使うシーンは少ないです。

松竹梅は選択させられている

飲食店や幕の内弁当などで、「松竹梅」というランクシステムがありますが、7〜8割と多くの人は、普通である「竹」を選択させられています。

理由として、「松は高すぎて手が出せないけど、梅は貧乏だと思われて恥ずかしい」という、人間の心理を利用したテクニックで選択させられているのです。

そのため、竹の値段は通常の価値よりも少し高めに設定されていて、それに伴って松の値段も釣り上がります。

他の商品をおとりにして選択させるテクニックを「おとり効果」と言い、行動経済学では「フレーミング効果」とも言います。

感想と考察

私達の暮らしの中で「無料」と「選択」によって損をしてしまう人の特徴は、「よく考えずに購入してしまう人」だと考えます。

上記の例でいうと、買い物の目的は駐車場代を無料にすることではないし、自分が注文したい商品が「梅」であれば梅を注文するべきなのです。

物を購入する時に大切な2点は以下の通りです。

  • 物を複数回に分けて1つずつ買う
  • 価値が上下しない「体験」を買う

フレーミング効果に対抗するための技「ピークエンドの法則」を説明しますっ!

秘技!ピークエンドの法則

ピークエンドの法則とは、過去の思い出を思い返した時に、ピーク(楽しかった場面や悲しかった場面)とエンド(どのようにして終わったのか)の印象が強く残る法則です。

つまりは、終わりよければ全て良しということです。

欲しい物を購入する際、1個買うのと50個買うのは喜びが一緒のため、欲しい物が複数個あるときは1個ずつ買うのがマストです。

「終わりよければ全て良し」を意識して、自分が購入することで喜びが得られる物を厳選して、価値を感じる物を買う意識が大切です。

価値が上下しない「体験」を買う

欲しい物は1度買ってしまうと飽きてしまったり、購入する店舗によって値段が上下しますが、体験や思い出は、どんなに時間が経過しても「価値が変わらない」良い買い物です。

例えば、海外旅行へ行って外国に人々や町並みと触れ合ったり、乗馬や釣りなど自分が体験したことのない「体験」を買うのは誰かに選択させられている訳ではありません。

「今なら海外旅行が安い!」「乗馬体験がいまなら無料!」こんな言葉に選択させられず、自分の意思で「体験」を買うことが大切です。

自分が体験したことない価値を感じる「体験」を買うのがおすすめで、この場合「無料」や「選択」によって損することも無くなります。

まとめ

今回ご紹介した書籍
もう損しない

人は「無料」と「選択」の罠にはまり、知らず知らずのうちに選ばされて損をしてしまいます。

駐車上代を無料にするために500円余分に欲しくない商品を購入したり、本当は「梅」を選びたいけど恥ずかしいからと「竹」を選択したり、選択がコントロールされています。

これらの罠にはまらないためには、自分で価値を決定する力が必要であり、本当に欲しい物を買う必要があります。

  • 欲しい物は複数回に分けて買う
  • 価値が上下しない体験を買う

基本的には「この金額なら買っても良いかな」と、価格と価値が釣り合うと判断し、将来に役立つかどうか想像するのもおすすめです。

皆さんも、「無料」や「選択」に注意して、価値のある買い物して損せずにいきましょう!

最後までご覧いただき感謝です!

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