
ワンルーム投資に興味があるけど評判が悪くて不安ピヨ

今回は、澁谷賢一さんの著書『公認会計士・税理士が教える「東京」✕「中古」✕「1R」不動産投資の始め方』を紹介します。
- これから資産運用を始めたいと考えている
- 投資をしているけど、やり方が合っているのか不安
- 不動産投資について少しでも学びたい

3分程度でサクッと読めるので、ぜひ最後までご覧ください!
ワンルーム投資は東京の中古物件
不動産投資のワンルームマンションに投資を行うワンルーム投資は、多くの個人投資家に人気の投資方法です。
しかし、様々な書籍で「ワンルーム投資は儲からない」「ワンルーム投資はやめとけ」など、評判が悪いためワンルーム投資に消極的になってしまいます。
そこで今回は、ワンルーム投資を行う上で失敗しないためのメソッドを本書から要約し、考察していきます。
東京23区内で投資すべき
本書で説明されているのは、不動産投資のワンルーム投資において大切なのは、東京23区内を選択することです。
何故なら、人口が多く、長期ローンを組むのに適していて、今後も人口が増え続ける見込みがあります。
本書では、東京23区の人口は20年連続で増加していて、2035年ごろまで人口が増加し続けることが予想できると述べられているのです。東京23区の中でも、港区、千代田区、中央区、渋谷区、新宿区の主要な5区に加えて、品川区、台東区、中野区、目黒区、文京区もおすすめとなります。
本社機能を地方に移す企業も増えてはいますが、ワンルーム投資においてニーズがあるのは学生であり、多くの大学は東京にキャンパスがあるため安定的です。
不動産投資において重要なのは成長性と安定性であり、東京23区内の中古ワンルーム投資はこれらの条件に当てはまります。
地方で投資すべきではない?
不動産投資に関する書籍の中には、ワンルーム投資に否定的であったり、地方の物件の方がおすすめだと解説されている書籍もあります。
不動産投資は、年代や著者によって意見が分かれるため、様々な意見を吸収した上で、最も再現性の高い不動産投資方法を実践するべきなのです。
本書では、リゾート開発が進んでいる沖縄県、再開発が進んでいる宮城県の仙台市や福岡県の福岡市もおすすめだと説明されています。これらのエリアなどでは、成長性に関しては期待は高いです。
しかし、不動産投資は成長性だけでなく、安定性が重要であり、安定性が無いと空室のリスクを抱えて、最悪の場合には手放したいけど買い手が見つからない状況も考えられます。
安定性が見込めるエリアであれば地方への不動産投資も選択肢の1つとして考えるべきです。
東京23区のリスク
私は本書を読んだ結果、東京23区にもリスクはあると考えています。
近年、首都直下型地震や南海トラフなど、地震大国の日本ならではの問題が浮上していて、今後30年以内に70%の確率で起こる可能性があるのです。
火災保険や地震保険など、不動産投資家の資産を守る保険制度もありますが、多くの物件に対応できるか疑問が生まれます。
東日本大震災を例に考えると、4ヶ月弱で9割の支払いを完了していて、その総額は1兆530億円を超えているそうです。
今後おきる首都直下型地震の被害想定は、東日本大震災を大きく上回ると予想されているため、火災保険や地震保険だけでは安定性に欠けます。
今後は、どうすれば東京での不動産投資で自然災害によるリスクを回避できるのか考えることが課題となります。
まとめ
本書を読んだ感想としては、ワンルーム投資に興味がある方への教本として最適で、リスクを最小限に抑えた誰でも成功できる方法がわかりやすく説明されています。
本書を読むだけで、個人投資家におすすめの不動産投資は東京23区の中古ワンルームマンションである理由と根拠が学べます。
まとめると、
- ワンルーム投資は東京23区がおすすめ
- 安定性と成長性が見込めるエリアで投資すべき
- 地震によるリスクも考える
以上の3点を参考にしてみてください。
不動産投資は手軽に始められない分、しっかりと学ぶ必要があるため不動産投資の書籍で知識を高めていきましょう!

最後までご覧いただき感謝です!
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