伊豆下田のペリーロード観光!ペリーが黒船来航した「下田港」を歩く

travelogue-izu-shimoda旅行記
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

群馬俊貴をフォローする

今回は、伊豆下田を観光してきました!

下田という街をご存知ですか?

下田市は、静岡県の伊豆半島南部の先端に位置する港町です。

実は下田市の港は、日本人なら誰でも歴史の授業で教わる「ペリー提督」と密接な関係がある歴史的に重要な場所となります。

10秒おさらい

1853年7月8日、ペリーが黒船に乗って浦賀(現在の横須賀市)に来航したのは有名な話ですよね。

翌年に再びペリー艦隊が徳川幕府に開国を迫り、最初に開港となったのが下田港なのです。

ペリーが幕府に開国を迫ったのは有名ピヨ

今回は、ペリーゆかりの地である下田港の観光の記録として、おすすめのランチや観光スポットについて執筆していきます。

静岡県の伊豆地方へ旅行を考えている方や、歴史好きの方はぜひ最後まで読んでみてください!

それではブログツアー、スタート!

スポンサーリンク

伊豆下田のペリーロードを観光!

伊豆下田駅は、東京から乗換なしで3時間半〜4時間程度で到着してしまいます。

踊り子号サフィール踊り子なら景色を楽しみながら、伊豆への旅を充実させることができます。

停車駅はこちら

踊り子号…東京、品川、川崎、横浜、大船、小田原(臨時列車:池袋、新宿、渋谷、武蔵小杉)

サフィール踊り子…東京、品川、横浜(臨時列車:新宿、渋谷、武蔵小杉)

詳しくは、JR東日本の特設サイト(踊り子)JR東日本の特設サイト(サフィール踊り子)をご覧ください。

また、下田観光の際は、駅などに置いてある下田ガイドマップを携帯することをおすすめします。

簡易的な地図や、飲食店、物販、観光スポットがわかりやすく記載されています。

下田駅に黒船来航!?

下田駅に到着すると、ペリー提督が率いる黒船がお出迎えしてくれます。

非常にしっかりとしたオブジェで、江戸時代の人々の気持ちが理解できた気がしました。

周囲に目を向けると、時計台の様な建物が目に飛び込んできました。

札幌の時計台を思い出させるかのようで、実に立派な建物です。

そして、よく見ると壁がまだら模様になっているのがわかると思います。

こちらのまだら模様の壁は、下田から全国に広がった「なまこ壁」という港町特有の壁らしいです。

なまこ壁には、火災予防や暴風雨を防ぐ効果があるらしく、強風が吹く下田ならではの作りとなっています。(この日も強風が吹き荒れていました)

ペリー提督は日本遠征記という書籍にて「なまこ壁」について触れているのです。

建物の表面に対角線のくり形を施し、それを白く塗って黒い下地との対照を引き立たせ、家屋におもしろいまだら模様をつける。

ペリー日本遠征記から引用

伊豆下田へ訪れた際には、ペリーも見た「なまこ壁」をぜひチェックしてみてください!

ランチは「きんめ屋」

時間はお昼どき、観光の楽しみの1つであるランチを堪能していきます。

下田といえば金目鯛であり、なんと水揚げ量において日本最多なのが下田港なのです。

金目鯛という名前でしていたからか「きんめ屋」というお店に入店することを決めました。

きんめ屋のホームページはこちら

こちらの店舗は、揚げ物や海鮮料理を提供していて、メニュー表にはなんと金目鯛のしゃぶしゃぶセット、すき焼きセットという文字が...!

しかし、読者の皆様に謝罪しなければなりません。

メニュー表を目にした瞬間、板さんおすすめの海鮮丼に釘付けになり、海鮮丼のお腹になってしまったのです。

新鮮な魚が「これでもかっ!」というくらい盛り付けられていました。

店員さんもとても親切で、下田の温もりが感じられて「下田にきて良かった」と心の中でガッツポーズを決めました。

次は金目鯛を食べてみたい!

ペリーロードへいざ出航!

下田駅からペリーロードへ向かう道は、マイマイ通りの他、池の町通りやまちだな通りなど、何通りかあります。

私が選択したのは、稲生沢(イノウザワガワ)から下田港に繋がっている大川端通りです。

この道を南へ歩いて13分程度でペリーが歩いたペリーロードへ到着です。

地元の漁師さんたちが実際に使用している漁船だと思われます。

もう、なんといいいますか「最高」の一言に尽きます。

どう気持ちを表現にしていいかわからないので、無心でペリーロードへ向かいます。

ペリーも歩いたペリーロード

到着して一番最初に飛び込んできた景色がこちら。

タイムスリップした人の気持ちが完全にわかりました。

2023年1月現在、東京に住んでいるからかもしれませんが、まさに江戸時代へタイムスリップしたかの様な風景です。

石畳が続くこの川沿いの道を、ペリー艦隊が行進し、なまこ壁や日本人と出会い、日本遠征記に記録したことを思うと感慨深いです。

少し歩くと何やら大砲らしきオブジェがありましたのでパシャリ📸

こちらは1829年に作られた大砲だそうで、30ポンドカロネードと書かれていました。

なぜペリーロードに展示されているのかはわからず...。

鴨も元気に泳いでいましたが、注目してほしいのが奥の石垣。

明らかに年季が入っていますし、江戸時代や明治時代の人々もこの景色を見ていたのかもしれません。

今度は春か秋ごろに、このペリーロードを歩きたいものです。

下田開国博物館で歴史を学ぶ!

ペリーロードを抜けると、日米和親条約が締結された了仙寺があります。

もっと先を行くと、下田の歴史や、ペリー来航に関する書物などが見学できる下田開国博物館が見えてきました。

入り口に入るとお土産や地酒と共に、入場チケットの販売所があります。

チケット販売所でチケットを買うと、入場チケットと入館証明のシールがもらえます。

こちらのシールを衣服に貼り付けて、別館の展示場へ入場します。

チケットには黒船が描かれていて、部屋に飾っても良さそうですね。

展示物に関しては実際に訪れてからのお楽しみということで、写真は控えさせていただきますのでご了承ください。

博物館の中には、トリックアートの写真撮影できるスペースもありますので、そちらの画像を乗せておきます。

私が尊敬する吉田松陰先生と共に、ペリー艦隊の黒船に密航させていただきました。

無事にたどり着けたかどうかは、後日ご報告いたしますw

伊豆下田は魅力的な港町

伊豆下田の観光について執筆してきましたが、いかがだったでしょうか。

伊豆下田は、ペリー日本遠征記でも語られている通り重要な場所です。

鎖国が続いていた徳川幕府でしたが、黒船来航の末に初めて開港されたのが下田港です。

ペリー日本遠征記を読んでから伊豆下田を訪れると、下田観光がより一層楽しめます。

下田観光の楽しさ倍増!

幕末の歴史が好きな方や、伊豆への旅行を検討している方は、ぜひペリー日本遠征記を読んでから下田を観光してみてください。

今回の下田観光で訪れた観光スポットは以下の通りです。

  • きんめ屋
  • ペリーロード
  • 了仙寺
  • 下田開国博物館
  • 下田八幡神社

これだけでも丸1日は楽しむことができました。

伊豆下田は、上記の他にもまだまだ観光スポットはたくさんあります。

徒歩での観光だったので道の駅にはいけず、強風のためロープウェイや黒船遊覧船に乗ることができませんでした。(下田は強風が多いみたいなので天候チェックも重要です)

車で伊豆下田を観光される方は、道の駅や黒船遊覧船、竜宮洞窟など、他の観光スポットも訪れてみてください。

伊豆旅行の際には、ぜひとも伊豆下田をスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき感謝です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました