「芸能マネージャーの進路って難しいよね」でお馴染みの群馬俊貴です!
今回のテーマは「芸能マネージャーになるための進路と具体的な道のり」だヨ
「芸能マネージャーになって自分でアーティストをプロデュースしたい!」華やかな芸能界の裏方ということから、目指すことを決意する方も多いです。
問題になるのが進むべき進路であり、私自身も高校卒業後に大学へ進学するべきか、芸能マネージャーへの専門学校へ進学するべきか迷っていました。
高校卒業後の進路で悩んでいませんか?
- 芸能マネージャーは大学か専門のどちらに進むべき?
- テストもないし専門学校の方が楽そう
- 大学に行っても4年間を無駄にしそう
私は高校卒業後の進路として、学力テストがなく楽に入学できる「芸能マネージャーの専門学校」へ進学しましたが、結果的に「4年制大学に進学しとけばよかった...。」と後悔しました。
私だけではなく、入学した生徒の半分以上の学生が「大学に進むべきだった」と口を揃えて言っていて、それだけ入学する前後でのギャップが大きいということです。
専門学校に進学して早い段階から芸能マネージャーに就職した方が効率良くないノ?
専門学校を卒業しても、基本的には中途採用で「経験豊富な志願者」と戦って勝たなければなりません。大手芸能プロダクションの場合は、基本的に4年制大学でない時点で落選となります。
大手芸能プロダクションで働きたい場合の道筋は、「新卒で就職する」or「中堅プロダクションからステップアップ」の2種類となります。
詳しくはスクロールだヨ!
芸能マネージャーへの進路と道のり
将来は芸能マネージャーになりたいと決めた際に、どの様な進路に進むべきか3つのパターンに分けて説明していきます。
大学へ進学する
4年制大学へ進学して、キャンパスライフを楽しみながら将来についてじっくり考えてから、就職活動することができます。
「芸能マネージャーになりたいけど、そこまで本気ではない」という、まだ決断には至っていない方におすすめで、マスコミ系の大学へ進学すれば知識も学ぶことができます。
大学進学のメリットは、芸能マネージャーにならなかったとしても、大卒というブランドを生かして就職することができる点です。
専門学校へ進学する
芸能マネージャーに必要な知識を学ぶ、芸能マネージャーの専門学校というのも存在しており、実際に現場で働いている業界人が講師として芸能マネージャーのノウハウを教えてくれます。
実際に私は高校卒業後に、芸能マネージャーを目指して都内某所の芸能マネージャーの専門学校へ進学し、2年間の学校生活を終えて卒業しました。
個人的な意見と結果から、専門学校への進学はおすすめできません。
理由は、2クラス30名の生徒が就職活動を行った結果、芸能マネージャーに就職できたのはわずか2〜3名ほどで、芸能事務所への内定率は極めて低い結果となったからです。
アルバイトから上り詰める
アルバイトとして芸能プロダクションで働いて、徐々にステップアップしていく方法もあります。
芸能マネージャーは、経験があれば転職も歓迎されるため、アルバイトから潜り込んで最終的に大手芸能プロダクションで働くことも夢ではありません。
まずは運転手や現場マネージャーのアルバイトから始めてみて、天職だと感じれば本腰入れてステップアップしてみてください。
芸能マネージャーになるには4年制大学
芸能マネージャーになるのに最もおすすめの進路は、4年制大学へ進学して新卒採用で大手芸能プロダクションへ就職する道です。
なぜ、4年制大学に進学するべきかと言うと、基本的に大手芸能プロダクションの採用方法は新卒採用であり、大卒しか採用しない方針だからです。
新卒採用は大手芸能プロダクションだけ
国民の誰もが知る有名な大手芸能プロダクションは、基本的に新卒採用であり大卒の方しか採用しません。
私の父親の従兄弟が、大手芸能プロダクションで働いて役職もあることから、就職活動の際にコネクションを利用させていただきましたが、不採用でお祈りされる結果となりました。
親戚のコネクションを利用しても不採用となりますので、大手芸能プロダクションにとって大卒と専門卒とでは圧倒的な差があります。
大卒に進学すれば、大手プロダクションの新卒採用、中堅プロダクションの中途採用、どちらも採用される可能性が高くなるため、専門卒よりも有利になるメリットがあります。
【体験談】芸能マネージャーの新卒採用は大手芸能プロダクションだけ
専門卒は基本的に「中途採用」
芸能マネージャーの専門学校へ進学して就職活動を行う場合、個人事務所や中堅プロダクションでの中途採用が主な採用方法となります。
私が就職活動した中で1番記憶に残っているのは、お笑いタレントのヒロミさんの個人事務所での面接です。
最終面接でヒロミさんは「君を1から育てるか、経験者を採用するかの2通りで葛藤がある」とおっしゃっており、未経験の私は不採用となり経験者を採用する結果となりました。
この経験から分かることは、専門学校へ進学した場合、大卒と経験者と椅子取りゲームをして勝利しなければならないため、専門学校はおすすめできないということです。
【体験談】芸能マネージャーの採用方法は「中途採用」が基本な理由
専門よりもアルバイトから挑戦
芸能マネージャーの専門学校に通うよりも、高校卒業後に上京して芸能プロダクションのアルバイトをした方が、よっぽど貴重な体験ができますしお金を稼ぎながら学ぶことができます。
「大学に4年間も通う資金と学力がない」という理由で、専門学校に行くしか無いと考えている場合、専門卒で得られるのはインターネットで調べれば分かる知識ばかりです。
高い学費を払ってまで専門学校へ進学しても、メリットは高卒よりも多少は給料がよくなる程度のメリットしかありません。
そもそも、芸能マネージャーになるには専門学校など不必要であり、アルバイトとして現場で学ぶか大学へ行くかと2択をおすすめします。
芸能マネージャーに向いている人
芸能マネージャーは、芸能界という華やかな世界とは裏腹に、忙しい多忙な毎日をこなし、担当するタレントも複数人に渡って管理しています。
プライベートを犠牲にしてでも、所属タレントをサポートしながら営業活動をする体力が必要になります。
仕事一筋の人
芸能マネージャーの仕事をこなすには、プライベートを犠牲にして仕事一筋で働く必要があります。
何故なら、所属タレントのスケジュールや性格によって、マネージャーの勤務時間も変化するからです。
同級生で芸能マネージャーを経験した友人の話によると、有名な売れっ子タレントの場合、休日にも関わらず「スーパーに送って欲しい」と言われてサービス残業を余儀なくされました。
芸能マネージャーは、プライベートを投げ売ってでも、仕事一筋で所属タレントをマネジメントしていく必要があります。
人間が好きな人
所属タレントは多忙なためストレスも多く抱えていて、時にはマネージャーにワガママや理不尽な要求をしてくることも考えられます。
人間をマネジメントやプロデュースする仕事だからこそ、そもそも人間が好きでコミュニケーションを上手くとれる人が向いています。
「コミュニケーションが苦手だけどプロデュースしたい」「内向的だけどマネージャーになりたい」という場合は、今からでも遅くはないのでコミュ力を向上させることが重要です。
コミュ力を上げる方法は「会話でキャッチボール」を意識すること
運転が好きな人
芸能マネージャーの組織編成は、チーフマネージャーと現場マネージャーで編成されており、現場でサポートしたり営業活動する現場マネージャーを統括するのがチーフマネージャーです。
現場マネージャーの場合、タレントを自宅から現場まで送迎することもありますので、ワンボックスカーで都内を走ることになります。
運転が好きな人は長続きしやすく、今のうちに都内の地理を覚えたり、ワンボックスカーの運転の練習することをおすすめします。
芸能マネージャーの運転は、所属タレントに不可がかからない慎重に運転するスキルが必要です。噂によると、ダッシュボードにティッシュ箱を縦向きに立てて、倒れないように発進する試験を行うプロダクションもあるそうです。
まとめ
芸能マネージャーを目指すなら4年制大学に進学して、大手プロダクションの新卒採用と、中堅プロダクションの中途採用を狙っていくのがおすすめです。
- 専門学校よりも大学へいくべき
- アルバイトからステップアップ
- 仕事一筋で休みがない覚悟が必要
以上の3点を踏まえた上で、自分に合っているのが大学へ進学するべきか、高卒で芸能プロダクションにアルバイトとして潜り込むかを選択してみてください。
現段階で「芸能マネージャーになりたいなぁ」といった様な淡い夢の場合は、興味のある分野で大学進学して、就職活動の際に芸能プロダクションを選べば良いだけです。
専門学校では中途採用の道しかのこされておらず、芸能マネージャーへの就職率も低いため、資金に余裕があるのであれば大学進学を視野に入れてみてください。
最後までご覧いただき感謝です!
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