【体験談】芸能マネージャーの採用方法は「中途採用」が基本な理由

体験記
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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「専門卒で中途採用を狙う」でお馴染みの群馬俊貴です!

今回のテーマは「芸マネの採用方法は中途採用が基本」だヨ

芸能マネージャーを目指している皆さん、高校卒業後や退職後に専門学校で知識を学んでから就職しようと考えていませんか?

芸能マネージャーを目指す上で、専門学校に通う必要は全く無い理由を説明していきます。

進路について悩んでいませんか?「芸能マネージャーを目指すなら専門学校に通うべきか悩んでいる。田舎から上京するため、いきなり東京で就職するのが不安。専門学校に行く意味があるのか迷っている。

田舎から上京するだけでも不安なのに、田舎から上京して芸能プロダクションに就職活動するのは、正直言ってかなりハードルが高いですし、まるで未知の世界です。

私のプチ紹介

私は高校卒業後に、芸能マネージャーの専門学校への進学に伴い上京しました。就活では、お笑いタレントのヒロミさんの個人事務所に最終面接まで残るなど、ある程度の成果は出せたものの気分転換で訪れた落語会で落語に感銘を受けて、某落語家に弟子入りして1年間の修行生活を送りました。

今回は、実際に専門学校に通って就職活動した視点から、芸能マネージャーになる上で専門学校に通うべきなのか、田舎から上京して芸能マネージャーを目指す場合はどうするべきなのか説明していきます。

この記事で分かること

・芸能事務所の採用方法は「中途採用」が基本

・専門学校はデメリットが多すぎる

・選択肢を広げる為に上京してみる

詳しく知りたい方はスクロール!

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芸能事務所の採用方法は「中途採用」が基本

芸能プロダクションの採用方法は、基本的に「中途採用」が基本となり、大手の場合は殆どが新卒採用になります。

田舎から上京する場合、不安になってしまう気持ちも分かりますが「とりあえず専門学校に進学すればいいや」と考えている場合には、絶対に専門学校へ進学しない事をおすすめします。

体験談

私自身、大学への進学を考えずに面接をしなくても入学できるという理由から、何となく専門学校に進学した結果、最終面接には残ったものの何処にも就職することが出来なかったからです。

それって努力不足なんじゃない?

と思う方も多くいらっしゃると思いますが、専門学校のクラスメイトの中で芸能プロダクションに就職できたのは、30人中3人くらいの1%とごく少数の割合となっています。

新卒採用は大手プロダクションのみ

誰もが知っている大手芸能プロダクションに就職したいと考えている方は、専門学校へ進学するという手段を今すぐ見直す必要があります。

上記でも説明しましたが、新卒採用は基本的に大学卒業者を対象とした試験であり、専門学校卒業者は高卒同等と扱う企業が多いため、どうしても学歴の面で負けてしまいます。

ちなみに、私は親戚のコネクションを使用して大手芸能プロダクションの二次試験まで進みましたが、学歴で不採用という結果になりました。

中途採用は経験者を求めている

中堅以下の芸能プロダクションへの就職を目指すのも可能性としてはアリで、私が最終面接まで残ったのもお笑いタレントであるヒロミさんの個人事務所での中途採用でした。

それでも応募書は30名程度いて、クラスメイトを除いては殆どの応募者が経験者とのことでした。(当時、面接を担当されていたヒロミさんがおっしゃっていました。)

ヒロミさん
ヒロミさん

経験者を雇うのもいいんだけど、君みたいな新人を1から教育するかの2択で葛藤してんだよね!

おそらく多くの芸能事務所の経営者がこのように考えており、未経験者が採用されるには多くの経験者に勝る要因が必要になります。

専門学校のデメリットは多すぎる

専門学校に進学すること自体のデメリットが多く存在しています。

専門学校のデメリット
  • 学歴は高卒と変わらない
  • 大卒と経験者がライバル
  • 奨学金地獄が待っている

「とりあえず進学した方がいいと思うから」という理由で専門学校に進学してしまうと、上記のようなデメリットとご対面する結末を迎えて、私やクラスメイトのように「大学へ行けば良かった」と後悔することになります。

専門学校で学びたい事がある場合を除いておすすめ出来ません!

学歴は高卒と変わらない

そもそも、当時の私も思っていましたが「とりあえず専門学校に進学」するくらいなら、高卒で就職活動した方が将来的にも経済的にも良く、就職活動する上で学歴という点で見た時に専門卒と高卒は全く同じです。

専門学校は学費さえ払えば誰でも入ることが出来ますし、私の様にとりあえず専門学校に進学するような人は、専門学校の授業さえまともに受講することが出来ません。

就活では大卒と経験者がライバル

就職活動では、4大卒と芸能業界で働いてきた猛者と戦って勝たなければなりません。

そのため、専門学校と企業の間に大きなパイプがあるか、人間的な魅力や有名な高校を卒業しているかでない限りは、中途採用で勝つのは厳しくなります。

奨学金地獄が待っている

専門学校に進学するとなると、数百万円の学費と生活費が必要になります。

専門学校進学に必要な平均費用

学費(受験料・入学金・授業料・設備費・実習費)+生活費となり、2年制の専門学校で計算した場合、学費(平均約200万円)+生活費(平均約350万円)=約550万円(住居費など含む)が必要となります。

奨学金制度を使用する注意点として、実際に芸能マネージャーに就職せずに他業種で就職しても奨学金を払い続けなければなりません。

まさに借金地獄!

そのため、就職率が30人中3人程度の専門学校へ通うなら、高校卒業後に就職活動してしまうことをおすすめします。

選択肢を広げる為に「上京」してみる

専門学校へ進学しない場合の選択肢として、2通りの選択肢が存在しています。

1.4年制大学に進学して選択肢と広げる

2.高校卒業後に上京してアルバイトしながら就職活動

どちらを選んだとしても人生経験にはなりますし、専門学校で無駄な数年間を過ごすよりかは遥かに濃密度の高い経験値を積むことが出来ます。

専門学校でのノウハウは基本的にインターネットで検索すれば調べられる様な時代ですので、これからの時代はますます上記の2通りの選択肢から進むべきです。

大学に進学がおすすめ

芸能マネージャーを目指す場合、一番おすすめの進路は4年制大学に進学して選択肢を広げることです。

理由は、在学4年間の間で色々な事に興味を持ち行動することによって、将来自分が携わりたい仕事を見つけたり将来の夢を見つけることが出来ます。

また、大学での就職活動時にまだ芸能マネージャーに就きたい気持ちがある場合には、大手芸能プロダクションの新卒採用や、中小規模の芸能プロダクションの中途採用でも有利に就職活動を進めることが出来ます。

今すぐ芸能マネージャーのなりたいという訳ではないのであれば、とりあえず4年制大学に進学することをおすすめします。

アルバイトしながら就職活動

「どうしても直ぐに芸能マネージャーになりたい!」という場合、専門学校に進学するのではなく、とりあえず上京してアルバイトしながら就職活動することをおすすめします。

理由は、高卒と専門卒では学歴において全く同じで、専門学校で学ぶノウハウというのはインターネットが発達した現在では、独学で学ぶことが出来るからです。

まずは夢への第一歩として、とりあえず上京して独学で著作権やマネジメントについて学び、アルバイトをしながら芸能プロダクションへの中途採用に応募し続けることで、やる気さえあれば必ず就職することは出来ます。

芸能マネージャーになるには?高校卒業後の進路と具体的な道のり

まとめ

芸能プロダクションの採用方法は、大手芸能プロダクション以外は「中途採用」が基本となります。

専門学校に進学して就職活動した場合、大卒や経験者と勝負して勝たなければならないため、よっぽど人間性が優れている方でない限り勝てる見込みは低くなります。

専門学校にはデメリットが多く、学歴が高卒と変わらなかったり、他業種で就職しても奨学金を払わなければなりません。

また、奨学金を使わずに専門学校に進学した場合、生活費を合わせて約550万円前後が必要となり、一人暮らしの場合、親からの仕送りかアルバイトをしながら通うことになります。

芸能プロダクションに就職したい場合の進路先として、4年制大学に進学するか、とりあえず上京して独学で著作権など芸能について学びアルバイトしながら中途採用に応募し続ける2通りがあります。

4年制大学であれば卒業するまでの間に、色々な物事に興味を持って行動することで将来について選択肢が増えるだけでなく、就職活動時には芸能プロダクションの新卒採用や中途採用に有利な状態で勝負できます。

もしも、芸能業界に対して興味が薄れたとしても、大学卒業という学歴は専門卒に比べて有利ですので、保険をかける意味でも大学への進学がおすすめです。

芸能マネージャーを目指している皆さん、「とりあえず専門学校に進学」は私の体験からしても心の底からおすすめできませんので、今回説明してきたことを実践してみてください!

最後までご覧いただき感謝です!

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