【体験談】音楽事務所からのスカウトに必要なのは「世界観」の訳

体験記
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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どうも!群馬の世界観でお馴染みの群馬俊貴です。
今回のテーマは「音楽事務所からのスカウトに必要なこと」です!

シンガーソングライターやバンドマンとして生計を立てるためには、ある程度は知名度を確保する必要があります。

そこで大きな存在となるのが音楽事務所です。

音楽活動にはそれぞれ目標があると思いますが、音楽事務所にスカウトされることも目標の1つです。

今回は、音楽事務所にスカウトされるには、どういった活動をしていけばよいのか私の体験談を元に説明していきたいと思います。

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音楽活動で重要な「世界観」とは?

まず初めに結論から言うと「世界観」が重要です。

では、世界観とはどういうことかというと、他にはない固執した存在であることです。

例えば、ディズニーやジブリといった作品は真似しようと思っても難しい存在です。音楽活動でも同じで、「世界観」を極めることで他が真似できないオリジナリティ溢れる存在になることが出来ます。

それでも、「世界観」を作るのは正直に言って難しいですし、なにより自分の理想とかけ離れてしまう可能性だってあります。

自分が求める理想像と、他人があなたに求める理想像は違う可能性があるのです。

普段の日常生活で言うと、家電製品に余分な機能が必要か不必要かという問題によく似ています。消費者からすれば余計な機能はいらず最低限の機能で十分ですが、販売側からすれば毎年のようにマイナーチェンジとして余計な機能を付けないと売上が立ちません。大切なのは、消費者が何を求めているかであり、自分の理想郷は消費者には一切関係のない事です。

では、音楽活動において「世界観」を作るにはどうすれば良いか説明していきたいと思います。

検索結果に表示されない芸名

音楽活動するにあたって最初の段階である「芸名」は今後の活動に大きく作用します。

多く見かけるのが「カッコいい芸名」や「可愛い芸名」など、自分が納得のいく芸名を好き勝手に付けてしまいがちですが絶対におすすめ出来ません。

芸名とは、音楽活動で言うところの顔です。

芸名を決めたらインターネットで入力して検索してみましょう。検索結果に表示されない芸名を付けることで、自分が発信していくコンテンツを全て検索結果に表示させることが出来ます。

検索結果に何も表示されていない芸名を付けることで、自分自身の発信したコンテンツを確認することが出来ますし、興味を示した方が調べた際にファンになってもらえる可能性もあります。

アイコンで目立つ奇抜な髪色

音楽活動で生計を立てるためには、応援してくれるファンの存在がなければ成り立ちません。

しかし、ただオリジナル楽曲を発信しているだけでは増えるわけもなく平行線をたどってしまいます。

何故なら、どんなに良いコンテンツを発信しても、見たり聴いたりしてもらえなければファンになってもらえないからです。

まずは、プロフィール写真いわゆるアーティスト写真を奇抜な色にして華やかにすることです。例えば、SNSのアイコンを遠目からみた時に、黒髪か派手髪であれば派手髪の方がインパクトがありますし、気になって調べてくれるかもしれません。

特に拘りが無いのであれば、髪色を派手にしたり服装を奇抜なものにして、まずはファンとなってくれる方の目に触れさせることが重要です。

体験談

私が音楽活動していた時は、アーティスト写真として緑色の髪色で化粧をすることで華やかさを演出していました。SNSのアイコンで遠目から見ても群を抜いて目立っていたのか、インディーズ専門のSNS「Eggs」にて、4000人ほどの中から選び抜かれて音楽事務所からスカウトしていただけました。

私の体験からもお分かり頂ける通り、コンテンツも大切ですがプロフィール写真で目立つことが大切で、興味を持ってもらえなければファンも増えませんし音楽関係者の目にも止まることはありません。

大勢の中の1人を避ける

確かに昔はオリジナル楽曲が完成されていれば有名になれる時代であったかもしれません。

しかし、現在はインターネットの発達したことにより誰でも気軽にオリジナルコンテンツを発信することが出来る時代です。

そのため、シンガーソングライターやバンドマンも途轍もなく多く存在しているため、オリジナルコンテンツ以外である興味を持ってもらえる要素が必須になります。

そこで、上記で説明してきた「芸名」や「奇抜なプロフィール写真」が必要で、これらを極めることで固執した存在であるオリジナリティ溢れる存在になることが出来ます。

オリジナリティ溢れる存在こそ、他では真似できない「世界観」を作る

楽曲の完成度は二の次

上記でも説明してきましたが、オリジナル楽曲の完成度は二の次という意識を持つことが大切です。

勿論、ある程度の完成度は必要ですが、自分の中で妥協できる最低限のラインは低めに設定しておきましょう。

理想を求めすぎてしまうと、それに伴って時間も要しますし効率が悪く生産性も低下してしまいます。納得のいく完璧のオリジナル楽曲は、ある程度ファンが定着してからでも遅くはありません。

音楽事務所へスカウトされることが目標であれば、オリジナル楽曲は妥協できる最低ラインを設定して、余った時間は自分を売り込むための戦略を考えることに使いましょう。

オリジナル楽曲の完成度よりもファンを増やすための宣伝が必要である

音楽活動で重要な宣伝方法

音楽活動で最も重要な事は、上記でも説明した通り自分を売り込むための「宣伝」です。

宣伝といっても、ティッシュ配りや路上ライブといったアナログ的なことではなく、インターネットをフル活用することが大切です。

まずは大きく分けて3つのポイントをご紹介します。

音楽活動で重要な宣伝方法
  • オリジナル楽曲をストリーミング配信
  • ミュージックビデオをYouTubeに発信
  • SNSをフル活用したSNS戦略

音源をストリーミング配信

ミュージシャンといえばオリジナル楽曲です。

オリジナル楽曲をストリーミング配信することで、宣伝だけではなく音楽関係者の目に止まりスカウトされることもあります。

インディーズのミュージシャンにおすすめするサービスは、インディーズ専門のSNS「Eggs」です。

体験談

実際に私もインディーズ専門のSNS「Eggs」にオリジナル楽曲を配信した結果音楽関係者の目に止まりスカウトしていただくことが出来ました。音楽関係者に話を聞いたところ、インターネットが発達した近年では、「Eggs」やSNSなどでスカウトすることが多く即戦力になるミュージシャンを随時探しているとのことでした。

たしかに、昔はデモテープのイメージが強かったですが、近年ではインターネットで新人発掘を行っているので、インターネットで使用できるサービスはなるべく使用することが重要です。

チャンスは意外なところからやってくるものです。

ストリーミングサービスでオリジナル楽曲を配信しよう!

ミュージックビデオの宣伝効果

ミュージックビデオをYouTubeに発信していないのは、食品サンプルがない飲食店と同じです。

いくら店構えが良くても、食品サンプルがなければイメージがつきませんし入店を躊躇してしまいますよね。

ミュージックビデオがない場合、どんな人がどんな曲をどんな風に演出しているのか分からないため、ファンになるのを躊躇してしまいチャンスを逃してしまいます。

ミュージックビデオはアイデア次第でプロのような仕上がりにすることも出来ます。

詳しくは下記の記事で紹介しています!

ミュージックビデオを発信した場合とそうでない場合を比べて、少しでもチャンスがあるのであれば積極的にミュージックビデオを発信しましょう。

体験談

私が音楽関係者にスカウトされた時に聞いた話ですが、ミュージックビデオを沢山YouTubeに発信していることはとても評価が大きく音楽事務所内でも評価が高かったと言っていました。この様に、スカウトする側にとっての判断材料にもなるため、ミュージックビデオを積極的に発信して自分の音楽活動をアピールすることが重要です。

ミュージックビデオという食品サンプルで宣伝効果も抜群!

SNSで「無所属」をアピール

SNSでの戦略は、インターネットが発達した今では欠かすことの出来ない音楽活動の1つです。

絶対に使用するべきSNSは「Twitter、Instagram、Facebook、Eggs」になります。

他にも無理なく使えるものは全て使用してください。

そして、それぞれのSNSを最終的にホームページやファンクラブへ誘導することで、ファンを定着させることが出来ます。

SNS戦略で音楽事務所からスカウトさせる方法に焦点を当てた場合におすすめ出来る方法は、SNSのプロフィール欄に「無所属」であることを大々的にアピールすることです。

体験談

これまで説明したきたことを実行することが出来た場合、音楽事務所から見たあなたの印象「どこかの事務所に所属しているのかな?声をかけるのを辞めておこう」となるわけです。そのため、私はプロフィール欄に「無所属で音楽活動するのがモットー」という文言を積極的にアピールしました。その結果、初コンタクトである電話にて、プロフィールに書いていた「無所属」について詳しく聞いてくださいました。

音楽事務所からスカウトさせるように仕向けることが大切で、スカウトされるのが目標であれば音楽事務所がどういったミュージシャンを欲しがっているのか考えて活動しましょう。

サポートする必要が無い音楽活動が出来ているミュージシャンを目指そう!

まとめ

音楽活動には自分が求める理想郷というものがあるかもしれません。

しかし、理想を求める音楽活動は趣味にとどめて、音楽事務所からスカウトされるには音楽はビジネスであると割り切って向き合うことが重要です。

そのため、派手な外見にしたり、望まない音楽を作ったりなど、ある程度は我慢して活動しなければいけません。

駆け出しのミュージシャンは、コンテンツ内容よりも自分自身を売り込む宣伝の方が遥かに大切で、リスナーに興味を持ってもらえなければ何も進むこと無く挫折してしまいます。

自分が求めるものと、リスナーが求めるものは違う場合が多いため、リスナーが求めるものが何かを瞬時察知して実行する力が必要です。

音楽活動で重要なことは「音源の配信、MVの発信、SNS戦略」の三種神器です。

この3つをフル活用することで宣伝効果は向上し、音楽関係者の目に留まることが出来ます。

音楽事務所が欲しいミュージシャンは、「サポートすること無く自立した音楽活動が出来ているミュージシャン」です。

既にある程度は完成された音楽活動を行っていることが必須で、何もかも音楽事務所に面倒を見てもらうといった受け身のミュージシャンをスカウトすることはありません。

音楽事務所からスカウトされる方法を一言で表すと、「受け身ではない音楽活動の確立」です。

皆さんも、積極的に音楽活動に励み音楽事務所からスカウトされる活動をしましょう!

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました!

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