【ナッジ理論】断られるのが怖い場合は「デフォルト」で同意を得る

ナッジ理論仕事の悩み

「同意する場合はチェック」でお馴染みの群馬俊貴です!

今回のテーマは「アンケートで同意を得るデフォルトの心理現象」だヨ

インターネット等で「同意する場合にはチェックを入れてください」という項目を目にする方も多いです。

チェック項目が複数並んでいるだけで、チェックするのが面倒になり、サイトを離れてしまったり会員登録を諦める原因に繋がります。

断られて悩んでいませんか?「友達を遊びに誘いたいが断られるのが怖い。連絡先を交換したいが断られるのが怖い。自分に自身が無くて誘う行為すらままならない。」

自分に自身が無いと、友達や好きな人と連絡先を交換したり遊びに誘ったりするなど、相手に選択させる行為そのものに躊躇してしまいます。

私も学生時代には自分に自身が全く無かったために、人間を遊びに誘うという行為すら罪悪感を感じてしまう状態でした。

断られるのが怖いということは、選択できるが故に拒否の確率が高いだけであり、同意する確率を高める状況を作るだけで改善することが出来ます。

断られるのが怖い時に活用したい方法が、ナッジ理論でも基本となる「デフォルト」の心理現象です。

デフォルトを簡単に説明すると、相手から同意を得たい項目を予め初期設定にすることで、同意が得られやすい状況を作る事ができる心理現象です。

この記事で分かること
  • 「デフォルト」で当たり前な状況を作る
  • 選択肢が多いと拒否してしまう
  • 「保有効果」で価値を底上げ

詳しくはスクロール!

スポンサーリンク

「デフォルト」で当たり前な状況を作る

冒頭で例に出した「同意する場合はチェックを入れてください」という文面で同意を得る方法は、「デフォルト」で予め当たり前な状況を作る必要があります。

「同意しない場合はチェックを外してください」という項目に変えるだけで、同意にチェックしている状態をデフォルトにするだけで同意を得られやすくなります。

人間は情報量が多いと処理するのが大変になり、やがて考えることを辞めてしまう特徴があります。

インターネットサイトの会員登録の際に、「メールマガジンを希望する」に元からチェックが入っていたりするのも、なるべく考える時間を短くすることで選択させる確率を高めています。

この様に、選択させたい項目をデフォルトとして初期設定して、考える時間を極限まで短くすることで同意が得られやすい状況を作る事が出来ます。

初期設定が選択する際の基準になります!

選択肢が多いと拒否してしまう

拒否される理由は、選択できる選択肢が多いために情報過多に陥ってしまうからです。

ファミレスのランチタイムでは、殆どの店で日替りメニューを提供しており、多くの方が利用しています。しかし、ランチタイムが終わり、通常のメニューに紛れて日替わりメニューが存在していたとしても、恐らく多くの人が日替わりメニューを注文することはありません。

ランチタイム限定と称した日替わりメニューで、日替りメニューを「デフォルト」の状態にすることで、通常では注文が無いようなメニューも選択させています。

友達や好きな人を遊びに誘う際も同じで、「土曜日の昼に予定が無ければ遊びたい」土曜日の昼をデフォルトに設定することで、誘われた相手は土曜日の昼を基準に考えます。

相手に考えさせない様に選択肢を減らす事が同意を得る可能性を高めます。

同意を得るためには選択肢を少なくするんだネ

保有効果により価値を底上げ

保有効果とは、1度手にした物を手放したくなくなる心理現象です。

オークションで試しに入札したつもりが、1度入札してしまった事により価値が生まれて、手に入れるまで入札し続けてしまうのも保有効果による心理現象が働くためです。

損失回避性の心理現象により、無いものを手に入れる「得」よりも、持っている物を失う「損」の方が約2倍ものインパクトがあります。

損失回避性については、【社会人】優柔不断な性格は「意思決定のプロセス」で決断力を高めるの記事で説明していますので興味がある方はご覧ください。

保有効果損失回避性を人間関係にも有効活用することが出来ます。

1度の誘いが成功して楽しい1日を演出することが出来れば、友達や好きな人には保有効果と損失回避性が生まれます。

その結果、「手に入れた物は失いたくない!」といった感情が芽生えることで、自分から誘わなくても相手から誘われる状況を作ることが出来ます。

保有効果を有効活用することで自分の存在の価値を底上げすることが出来ます。

保有効果と損失回避性は有効活用したいですね!

保有効果を検証した実験

行動経済学者のダニエル・カーネマンが、保有実験に関する実験を行っています。

マグカップを売る側買う側の2グループに分けて、「マグカップをいくらなら売る?買う?」という質問を個別に行う実験です。

1個6ドルで販売されているマグカップを、売る側グループに1人1つプレゼントします。

  • 売る側は目の前にマグカップを置き「いくらなら売るか?」
  • 買う側は「いくらならマグカップを買うか?」

という質問をそれぞれ個別に行ったところ、

売る側は7.12ドル買う側は2.87ドルという結果となり、1度手に入れた物の価値は2倍以上も大きく感じる事が分かりました。

保有効果だけで価値が2倍以上にも大きくなるヨ

まとめ

同意を得たいけど断られるのが怖い場合には

  • 選択させたい項目を初期設定
  • 選択肢は少なく考えさせない
  • 保有効果で価値を高める

デフォルトや保有効果の心理現象を有効活用することが重要です。

断られるのが怖いといって、相手に選択肢を出来るだけ多く与えてしまうと、永遠に自分が望む選択肢が選ばれる事はありません。

何故なら、人間は人から指示されるよりも自分が選んだ選択に愛着が湧くからです。

あくまでも相手が無意識に自分から選択してしまう状況が望ましく、デフォルト保有効果は大いに役立つ心理現象と言えます。

ナッジ理論を有効活用して、断られずに人間関係を良好に保つ参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき感謝です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました