都合の良い情報ばかり集める心理「思い込み」で浪費する5つの現象

仕事の悩み

浪費について悩んでない?

  • 購入してから後悔することが多い
  • 不必要な商品まで購入してしまう
  • 高い商品でも安いと感じてしまう

「食器1つで料理が美味しくなる」でお馴染みの群馬俊貴です!

「あの人は外見が怖そうだから近寄らない様にしよう」や「割引商品だから安いに決まっている」など、人間は日常生活の中で何気なく都合の良い情報ばかり集めてしまいます。

自分で物事を選択する際に、「都合の良い情報だけ集める」心理を利用されて、他の誰かに選択させられている可能性が高い事から浪費に繋がってしまいます。

人間は無意識に都合の良い情報を集めることで自分を納得させて、本来は不必要である商品までも購入してしまいます。

今回は、なぜ人間が無意識に不必要な商品を購入してしまうのか、「都合の良い情報だけ集める心理」に影響する5つの現象について説明していきます。

この記事で分かること
  • 思い込みによる「確証バイアス」
  • 浪費に直結する「5つの現象」
  • 選択する時はデメリットから探す
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都合の良い情報を集める「確証バイアス」

自分が選択した意見に関する都合の良い情報だけを集める事を「確証バイアス」と言い、相反する意見が存在していたとしても情報が全く見えていない状態です。

物事を選択する時に、「思い込み」によるメリットばかりに注目してしまい、デメリットが後から発覚するのは確証バイアスによる影響です。

例えば「高級ステーキが食べたい」と一度強く決心してしまったら、「たまには贅沢してもいい。肉には栄養がある。」などと都合良い情報ばかりを集めることで、俗言うステーキのお腹になってしまいます。

「支出の増加や満足度の基準が上がる」といったデメリットが全く聞こえていないため、なんとしてでも高級ステーキを食べるという情報だけしか聞こえなくなってしまいます。

「確証バイアス」は思い込みによる現象の1部でしか無く、

  • フレーミング効果
  • ハロー効果
  • プラシーボ効果
  • サンクコスト効果
  • 極端の回避効果

上記5つの現象こそ、日常生活の中で浪費に繋がる原因となります。

フレーミング効果

フレーミング効果とは、文脈効果とも言い、表現を変化させるだけで受け取る印象が変わる事です。

土地の面積を例える場合、「ディズニーランド1個分」と「東京ドーム11個分」では同じ広さですが、東京ドーム11個分と表現した方が広い印象を持ちます。

この様に、10kgを10000gと表現したり、1リットルを1000ミリリットルと表現するなど、同じ重さや量にも関わらず表現の方法1つで受け取る印象は変わります。

10000万円の商品を3割引で販売する場合、「30%割引き」と表現すると安く感じてしまいますが、7000円と表記すると高く感じます。

逆に、10000円の商品を7割引で販売する場合、「70%引き」と表現するよりも「10000万円→3000円」と表記した方が安く感じます。

この様に文脈による表現の方法を変えるだけで、受け取る側の印象を変化させる事をフレーミング効果と言います。

【社会人】仕事の締め切りは「フレーミング効果」で管理できる理由

ハロー効果

ハロー効果とは、目の前の目立つ部分だけに注目してしまうことで、悪い部分を意識すること無く全体的に良い印象と決めつけてしまう事です。

芸能人が出演している化粧品のCMで、値段が高いというデメリットに気が付かずに、憧れの芸能人が出演しているという理由だけで、化粧品の成分や価格を調べること無く浪費してしまいます。

外見や経歴というフィルターを通してしまうと、目に見えない悪い部分に気がつくこと無く、「優しそう」「東大卒」といった目立つ部分のみに注目してしまいます。

コンビニの冷凍食品や加工食品を購入する場合、商品のパッケージに美味しそうな写真があるだけで「絶対に美味しい」と決めつけてしまいます。

仮に実物がイメージと多少は違ったとしても、気が付かずに「やっぱり美味しかった」と思い込むことで浪費を繰り返します。

目の前の1番目立つ情報だけで物事の全体を判断してしまうことをハロー効果と言います。

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プラシーボ効果

プラシーボ効果とは、思い込みにより本当は存在しない効果を得る事です。

「飲むと必ず痩せる水」と思い込んで飲んだり、「腹痛薬だと思い込んでラムネを飲むと腹痛が治った」など、本来であれば得るはずのない効果を得る事が出来ます。

高級な料理が美味しく感じる理由は「値段が高く良い材料だから美味しいに決まってる」と思い込む事であり、人間の脳にインプットしている知識が効果を生み出します。

高級な食材は美味しいと思い込むことは浪費に繋がる原因でもあります。

「松茸」「椎茸」を焼いて食べ比べた時に、同じキノコ類のため大幅な味の違いはあり得ませんが、「松茸」の方が美味しく感じてしまうのはプラシーボ効果の影響です。

「高級な食材は美味しい」という知識の思い込みによる影響がプラシーボ効果となります。

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サンクコスト効果

サンクコスト効果とは、ある一定額を投資したために「勿体ないから辞められない」ことにより、結果的に大損してしまう事です。

UFOキャッチャーで数百円プレイをすると、獲得できる確率が高くなる訳では無いのを分かった上で、「ここまで来たら辞められない」とより多くの費用を投入してしまいます。

ギャンブルでも同じで、投入した費用が結果に直接影響しないにも関わらず、「ここで辞めたら勿体ない」と運良く儲かる事もありますが、大抵の場合は結果的に大損してしまいます。

「もう少しで良い方向に傾く!」と都合良く解釈する「確証バイアス」の影響もあります。

これまでに投入してきた費用や労力を考えてしまい、なかなか辞められなくなってしまう現象をサンクコスト効果と言います。

極端の回避効果

極端の回避効果とは、人は極端の選択を嫌うため、2択ではなく3つの選択肢の中から真ん中を選んでしまう事です。

お寿司屋さんのメニューで「松・竹・梅」と3つの選択肢が合った場合に、極端の回避効果により真ん中の普通である「竹」を選ぶ確率が高くなります。

「梅を選んだら貧乏だと思われる」「松だと金銭的に厳しい」といった理由から、平均的な「竹」を選ぶことで、極端な選択肢を回避して「普通の選択肢」を選択してしまいます。

この様に、本当は「梅」を選択して支出を抑えたいのにも関わらず、真ん中の「竹」の選択肢が魅力的に見えてしまうことを「おとり効果」とも言います。

ラーメン屋さんで注文する際の、麺の硬さや辛さなども同じで、ラーメン屋さんによって基準は違うのにも関わらず、どの店でも「普通」を選択してしまいます。

2択の極端な選択肢よりも「普通」の選択肢がある3択の方が選びやすくなることを極端の回避効果といいます。

選択する時はデメリットから探す

上記で説明してきた5つの現象による「思い込み」により、浪費を繰り返してしまう場合には、選択する際にデメリットを考える癖を付けましょう。

デメリットを探さないと、無意識のうちに企業の販売戦略により商品を購入させられてしまいます。

本当なら購入したくない割引商品を購入したり、美味しそうなパッケージで衝動買いしてしまったり、3つの選択肢の中で安い「梅」よりも高い「竹」を注文したり、自分で選択した様に見えて実は本能を利用して選ばされています。

商品を購入する際には、まずデメリットを優先的に考えて、「割引商品だから魅力的に見えるだけ」「美味しそうなのはパッケージ写真だけ」と、一旦立ち止まって冷静な判断をすることが重要です。

また、デメリットを考える以外にも

  • 現金を多く持ち歩かない
  • 他の人と比べない
  • 1ヶ月の支出を把握する

などの対策があります。

現金を多く持ち歩かない

衝動買いをしてしまう原因は、使えるお金を持ち歩いているからです。

衝動買いによる浪費を繰り返してしまう場合、クレジットカードは普段から持ち歩かずに、必要最低限の現金しか持ち歩かない事で衝動買いを防ぐことが出来ます。

衝動買いをしようとしても、ATMからお金を引き出さなければならないため、衝動買いの「衝動」よりも「面倒」な気持ちが優先されます。

他の人と比べない

商品を購入したり、飲食店で購入する際に、他人と比べて「あの人が注文したから自分も注文する」といった様に、他人を基準にするのではなく自分を基準に物事を判断することが大切です。

「友達が自慢していて羨ましいから購入した」「芸能人のCMで美味しそうだから購入した」ではなく、自分を豊かにするために本当に必要な物を購入することが重要です。

松竹梅の選択肢の中で、本当は「梅」を選択したいけど、店内の他のお客さんが皆「竹」を注文しているから嫌々「竹」を注文してしまうと、予定していた出費よりも余計に出費が増える事になります。

1ヶ月の支出を把握する

浪費を防ぐために1ヶ月の支出を明確に把握していくことが大切です。

1ヶ月の支出の中で食費や衣服や娯楽など、どのジャンルで浪費をしてしまっているか把握することで、浪費を改善する上での目安に役立ちます。

食費が多いのであれば、「外食を控える、1日の食費を減らす、コンビニへ行かない」など、支出の種類によって対策は異なります。

現在では、家計簿アプリクレジットカードの明細を活用して簡単に支出管理できるため、自分が何にどれくらいお金を使用したかは明確に把握しておくべきです。

まとめ

人間が都合の良い情報だけ集めてしまう原因は

  • 表現で印象を良くするフレーミング効果
  • 目立つ部分だけで判断するハロー効果
  • 思い込みで効果を実感するプラシーボ効果
  • 途中で辞められないサンクコスト効果
  • 3つの選択肢の普通を選ぶ極端の回避効果

上記5つの現象の「思い込み」による心理が影響しています。

人間は日常生活の中で、上記5つの現象を無意識のうちに感じることにより、本来は必要のない物にお金を使用して結果的に「浪費」へと繋がってしまいます。

これらを防ぐためには、「現金を必要最低限しか持ち歩かない、他の人を基準にしない、1ヶ月の支出を把握する」などを意識的に心がける必要があります。

商品を購入する際に「浪費」を防ぐためには、商品の印象だけで都合の良い方向に解釈するのではなく、「本当に欲しい商品かどうか」を良く考える事が何よりも重要です。

最後までご覧いただき感謝です!

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