今回はマダム・ホ−さんの著書「ポートフォリオワーカー」の書評だヨ
「タイムOODAメソッドで夢が見つかる」でお馴染みの群馬俊貴です!
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ポートフォリオワーカーとは一体…。
ポートフォリオワーカーと聞くと、「自分の作品を売る仕事」の様にイメージされる方もいらっしゃるかと思います。
ポートフォリオワーカーの働き方で基本となるのが、「複数の収入源」と「複数の人脈」を持ち、不労収入を得ている人です。
複数の収入源と人脈を持つ人
著者であるマダム・ホ−さんが複数の職業をこなしている様に、複数の職業をこなして、なおかつ人脈を活かして収入源を確保していくことが重要です。
ポートフォリオワーカーで大切なのは、自分が取り組みたい事に挑戦することであり、生活のためではなく好きなことへ夢中に取り組む必要があります。
複数の収入源による「経済的自由」と、複数の人脈や豊かな生活による「心の自由」を得ることができて、「心の自由」を得ることがポートフォリオワーカーの目標です。
不労収入が必要な理由
複数の不労収入が必要な理由は、医療の発達により人生100年時代に突入していて、65歳で定年を迎えてから35年間も、約15万円(アメリカの場合)程度の年金で生活しなければいけないからです。
例えば、月収50万円で定年を迎えた夫婦の場合、老後20年間で計算しただけでも8400万円も必要となり、105歳まで生きた場合には2倍の1億6800万円が必要となります。
月収50万円の夫婦が生活を維持していくためには、生活レベルを35万円ほど引き下げた生活を送るか、35万円の収入源を確保する必要があります。
「OODA」メソッドで「夢探し」
「将来の夢が見つからない」「趣味もスキルも無い」という理由から、何から始めたらいいか分からない方が大半ですし、残業続きのサラリーマンや学業優先の学生さんなど時間が無い方もいらっしゃいます。
「OODA(ウーダ)」メソッドで時間管理することにより、自分が今やるべきことが明確になり、収入源を作る種を見つけることができます。
「PDCA」サイクル
ビジネスの基本で「PDCAサイクル」という言葉がありますが、急速に変化する現代では、「PDCA」による計画を立てるよりも、「OODA」で行動することが大切です。
PDCAサイクルを繰り返して問題を改善していくことにより、現状よりも高い成果を得ることができます。
将来の夢が無い状態では当然「PDCAサイクル」を回すことも不可能であるため、まずは「OODA」メソッドで行動していくことが不可欠となります。
「OODA」とは一体…。
「PDCA」が計画から始まるのに対して、「OODA」は自分自身を観察することが重要になります。
「PDCA」のActionとは複数回に渡り行動していきますが、「OODA」のActはあくまで1回のみの行動を表しています。
会社で例えると、PDCAが会社の売上を増やす施策なのに対して、OODAは新規事業の立ち上げであり、「OODA」で事業を立ち上げたら「PDCA」で売上を増やすことができます。
Observe:観察
「将来の夢が見つからない」「何をすればいいか分からない」と悩んでいる場合、まずは自分自身をObserve(観察)して、自分が本当に好きなことを見つけなければなりません。
私の場合、自分が好きだけど弾いたことが無い「ギターが好き」というObserve(観察)と、「シンガーソングライターになりたい」というOrient(方向付け)をしてDecide(決定する)決定し、とりあえずギターを覚えるというAct(行動)しました。
OODAメソッドで「シンガーソングライター」という夢が見つかれば、あとはPDCAサイクルを回していって高品質な作品を作り上げていくことに注力した結果、スカウトまで漕ぎ着けたのです。
まとめ
人生100年時代を生き抜くためには、ポートフォリオワーカーとして複数の副業に挑戦して、不労収入を作り上げていくことが必要です。
今すぐ副業に挑戦することができれば、老後だけではなく現状で経済的な余裕も作り出すことができるので、経済的な悩みを抱えている方は副業に取り組むことをおすすめします。
「将来の夢が無い」という場合には、OODAメソッドで自分が夢中で取り組めることを見つけて、PDCAサイクルで最大化していくことが重要です。
復数の副業に挑戦する「複業」で副収入を作り出して、ポートフォリオワーカーの働き方で、今も老後も安心して楽しい人生を送りましょう!
最後までご覧いただき感謝です!
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