「脱サラは夢へのバトンタッチ」でお馴染みの群馬俊貴です!
落語家に弟子入り志願する方の中には、会社員でサラリーマンとして働いていた方も多いと思います。
20代と若い年代であればスムーズに弟子入り志願する決断が出来ますが、30歳を過ぎてしまうと簡単には決断することが出来ませんよね。
次の様な悩みがありませんか?「30歳過ぎてから脱サラしても落語家に弟子入り出来るのか」「弟子入りしたいけど何から始めたらいいか分からない」
確かに、安定した会社員から脱サラして、不安定な落語家の世界へ飛び込むのは不安です。
落語家の弟子入りに年齢は関係あるのか、脱サラして落語家の弟子入りするにはどうすれば良いかなど具体的に説明していきます。
私は専門学校を卒業後に、某落語家に弟子入りして約1年間、前座見習い弟子として日々の修行に励んでいました。
私が実際に落語家の弟子となった視点から、現在会社員の方がどのような考え方の末に、脱サラして落語家へ弟子入りすれば良いのか説明していきたと思います。
脱サラして落語家の弟子になる方法
落語家へ弟子入りともなれば、人生を変える出来事のため一大決心するという方も多いと思いますが、私はそうとは思いません。
一大決心として意思を固めることに否定はしませんが、落語家の弟子はもっと軽い気持ちで体験するべきだと思います。
落語家の弟子は、落語や着物の畳み方といった技術的な要素以外にも、人間としての在り方も学べるため、誰もが軽い気持ちで体験してみるべきだと考えています。
この様な考え方の元、例え脱サラして弟子入り志願する際も、一大決心として考えるのではなく軽い気持ちで弟子入りすることをおすすめします。
弟子入りに年齢制限はある?
基本的に落語家の弟子入りに年齢制限はありませんが、入門する師匠が所属する団体によって決められているケースもあります。
30歳で入門したら45歳で真打ちとなるためだそうですが、これは落語協会での決め事に過ぎないので、年齢制限が無い団体の例も見てみましょう。
この様に、団体ごとにルールが違うため、弟子入りしたい師匠の所属する団体のルールをよく確認してから弟子入り志願するようにしましょう。
弟子入りのキッカケは「落語会」
落語家へ弟子入りしたい場合、日々の忙しさから現実味を帯びない夢を目指してしまってはいませんか?
落語会を見に行かなければ落語の世界を知ることはありませんでしたし、落語という現実から離れた世界は出来るだけ近づいてみないと現実味が帯びません。
まずは、休日に落語会へ足を運び、弟子入りしたい師匠を探すことが大切です。
私は、見に行った落語会で師匠に感銘を受けて、その足で半ば衝動的に弟子入り志願してしまいました。
休日に落語会を見に行くことで、落語家の弟子になりたいという気持ちを高めることにも繋がりますので、弟子入り志願の方法が分からない場合はまず落語会へ足を運び続けることが重要です。
1年間のお試し期間を設ける
落語家へ弟子入り志願する際は、意思を固く一大決心をするのではなく、まずは1年間のお試し期間を設けることが大切です。
脱サラして落語の世界へ飛び込むのを決めたら、まずは1年分の生活費を貯金して、1年間は弟子としての修行に専念できるような環境を作りましょう。
内弟子であれば費用はかかりませんが、古風な師匠以外は師匠にもプライベートがあるため、最近は通い弟子となるケースが多いです。
通い弟子の場合の生活費は自費のため、アルバイトを掛け持ちするケースもあります。
落語の修行に専念するためにも、まずは1年分の貯金を貯めてから弟子入り志願することをおすすめします。
まとめ
脱サラして落語の世界へ飛び込むのは素敵な夢です。
落語家は日本の伝統であり、生涯を通して年齢制限なく働けるやりがいのある専門職です。
会社員も素晴らしい仕事ですが、脱サラして落語家の弟子となることで、間違いなく充実した人生を送れますし、若い頃の悔いを残したまま何となく過ごすのはおすすめ出来ません。
落語家の弟子になりたいと考えているのであれば、まずは落語会へ足を運ぶことで距離を近づけて落語家への夢を高めることが重要です。
また、人生の一大決心として弟子入りするのではなく、まずは1年間の貯金でお試し期間を設けることで気軽に弟子入りすることが出来ます。
1年後に自分に向いているか一生涯続けていけるのか決断も出来るため、自分に向いているか判断するためにも、まずは1年間のお試し期間を設けることが大切です。
サラリーマンを辞めて落語家を目指したい方は、まず落語会へ足を運んで弟子入り志願して悔いのない人生を送りましょう!
最後までご覧いただき感謝です!
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