今回は権藤優希さんの著書「心が強い人のシンプルな法則」の書評だヨ
「メンタルが弱い人はスーパーマリオになれば克服できる」でお馴染みの群馬俊貴です!
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メンタルの強さ=失敗ではない
メンタルの強さ=失敗した回数ですが、失敗に加えて立ち直った回数こそ重要であると、この本の筆者は述べています。
メンタルを強くするためには、失敗から立ち直る力、完璧主義を追い求めない、人生はマリオより簡単という3つのポイントが重要です。
- 失敗から立ち直る力
- 完璧主義を追い求めない
- 人生はマリオより簡単
失敗から立ち直る力が重要
「失敗は成功の元」という言葉を良く耳にする方もいらっしゃると思いますが、「挑戦して失敗して立ち直った回数がメンタルを強くする」と筆者は述べています。
私自身、落語家の弟子、シンガーソングライターの失敗を経て、現在はブログやYouTubeに挑戦できておりますので、失敗して立ち直った回数が多ければ多いほどメンタルは強くなります。
私の実体験からしても、失敗して何もかも諦めてしまうのではなく、「さて次は何しようかな」くらいの気持ちの切り替えが重要になります。
完璧を追い求めすぎない
現代は、様々な情報がインターネット上に溢れていて、多くの情報を目にすることで「こうでなければいけない」という完璧主義に陥ってしまいます。
夢を目指す場合、ハイテンションでワクワクする気持ちから完璧を追い求めるのではなく、テンションをコントロールして、コツコツと冷静に継続していくことが大切です。
テンションが高すぎると、いつか失速して燃え尽き症候群に陥ってしまう可能性もありますので、完璧を追い求めずに必要な情報だけ吸収していく力が必要になります。
人生はゲームよりも簡単
この本の面白い考え方だと感じた点は、人生はファミコンゲームのスーパーマリオよりも簡単であり、永遠に「続きからプレイすることができる」超イージーモードであるという表現です。
スーパーマリオは、穴に落ちたり敵キャラとぶつかってストックがなくなると、はじめからプレイすることとなりますが、人生の場合は失敗しても赤ちゃんからリスタートすることは不可能です。
人生は、無限に途中から復活することができるから、スーパーマリオより簡単にクリアできるというロジックになります。
世の中は割とシンプルである
人間は何か新しい物事に挑戦する際に、あれこれ考えてしまい結果的に遠回りとなってしまいます。
私も落語家に弟子入りする前に、「弟子入りして断られたらどうしよう」「落語で生計たてられるのかな」といった不安はありました。
他人と比較しても意味がない
インターネット上や他人から聴いた情報だけで、自分と比べて悲観的になるのはナンセンスな考え方です。
例えば、落語家でも能力や集客力によって収入も変化することから、能力が優れていても稼げない可能性はでてきます。
また、陸上部と帰宅部が50メートル走で競った場合でも、普段から練習している陸上部に帰宅部が勝利することは困難です。
この様に、個人個人によって能力も違えば、育ってきた環境も違うため比べても仕方がないため、他人と比べるのでなく自分をライバルとして成長することが重要です。
将来への理想を力に変える
夢に向かって目指す際に、「高級な家に住みたい」や「お金持ちになりたい」という理想を力に変える方も多いです。
理想郷も大切ですが、「バカにしてきた友人を見返したい」「反対してきた家族に一泡吹かせたい」という復讐心も時には必要であると筆者は述べています。
目指している最中こそ復讐心は燃料として利用しますが、いざ成功してしまえば復讐心は薄れて、結果的に良い成果を残すことができます。
寄り道せずに真っ直ぐ進む
あれこれ考えすぎて遠回りになるよりも、1本の道が明確に見えているのであれば、脇道に寄り道せずに真っ直ぐ突き進めべきです。
寄り道して様々な経験と思考を重ねて結果にたどり着くのも1つの選択肢かもしれませんが、真っ直ぐ突き進めば結果も早く分かることから、向いていなかった場合の時間の損失を軽減することができます。
「自分には向いていないな」と早い段階で気がつくことができれば、その分だけ早く他の夢へ向かって進むことができます。
まとめ
新しい物事へ挑戦する際に諦め癖があったり、行動しないうちから諦めてしまう方は、今回ご紹介した「心が強い人のシンプルな法則」を読むことで、挑戦し続けるメンタルと失敗から立ち直る力を学ぶことができます。
私の記憶に残ったイチオシポイントは「人生なんてスーパーマリオより簡単で無限にコンテニューできる」というロジックです。
何事も挑戦しなければなにも始まりませんので、失敗を恐れずにすぐ立ち直るメンタルを手に入れてみてください。
最後までご覧いただき感謝です!
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