
「ミュージシャンの副業にフルコミット」でお馴染みの群馬俊貴です!

今回のテーマは「ミュージシャンは会社員の副業で目指すのが効率的」だヨ
ミュージシャンを目指す!と決心して上京する方も多くいらっしゃると思います。
しかし、音楽業界の低迷が問題となっている現代社会では、「本当にミュージシャンで稼げるの?」と不安に思ってしまいます。

ミュージシャンを目指すのに悩んでいませんか?「ミュージシャン一本で生活していけるか不安。ミュージシャンとアルバイトの掛け持ちをしたいが収入面が不安。ミュージシャンの夢を失敗したらどうしよう。」
シンガーソングライターやバンドマンなど、ミュージシャンといった大きな夢を目指すことは大きな決断ですし、将来的な収入面も心配してしまいますよね。
特に現代では音楽業界の低迷が続いており、そこそこ有名なミュージシャンでさえ稼げないことを公言しています。
私は、芸能マネージャーの専門学校へ進学し、卒業後は落語家の弟子として約1年間の修行期間を経て、シンガーソングライターとして約3年ほど活動しておりました。
私自身、シンガーソングライターを目指す上でアルバイトで掛け持ちをしてましたが、過去を振り返ると「会社員の副業」で挑戦すれば良かったと強く思いました。
私の体験を元に、失敗した視点から副業としてミュージシャンを目指す理由を説明していきたいと思います。
・音楽の収益化には長い時間が必要
・安定した収入の重要性
・ミュージシャンのプライドを捨てる
それでは詳しく説明していきたいと思います!
ミュージシャンの夢は副業で目指すべき理由
なぜミュージシャンの夢は、会社員の副業から目指したほうが良いかというと、近年では音楽業界そのものが低迷を続けており、将来はプロのミュージシャンでさえ収益が赤字という現状が恐れられているそうです。
実際に、プロのミュージシャンであるスガシカオさんは、2014年5月24日にTwitterでこんな事を呟いていました。
DLでももちろん嬉しいのですが、ぶっちゃけDLだとほとんど利益がないんだ。おれらみたいにスタジオで徹底的に音楽を追い込むタイプは、制作費が全部赤字になっちゃう。CD買ってもらうと、かなり制作費が補えるので、次の作品が作れるメドが立つんだよね。 CD売れない音楽業界の負の連鎖だ
Twitterー@shikaosugaより
実際の記事がこちらになります。
音楽を作り込むプロのミュージシャンでさえ赤字であれば、まだ売れていないミュージシャンにとっては地獄そのものですよね。
ある程度は予測できる未来に対して対策することが必要であり、無理してアルバイトをしながらミュージシャンを目指すよりも、安定した給与所得を確保しながら副業でチャンスを目指すのが得策です。
スガシカオさんのTwitterではダウンロードで赤字と言っていますが、現代ではさらに時代は進んでストリーミング再生が主流となっております。
そんな戦国時代で必要な考え方として、ミュージシャンが会社員の副業で目指すべき理由について、もう少し詳しく説明していきたいと思います!
収益化に時間がかかる

上記でも説明しましたが、日本の音楽業界は低迷しており、CDは付録目当てで買うおまけとして扱われる存在になりました。
レコード→CD→ダウンロード→ストリーミング再生
といったように、時代は恐るべき早さで加速しており、乗り遅れる前に対策が必要なのです!
私がシンガーソングライターとして活動している時に、これらのストリーミングサービスにオリジナル楽曲を配信していましたが、1ヶ月の収益は20再生でうまい棒を3本も購入できない収益でした。

現実は厳しい!(泣)
1再生=1円に満たない程度ということになりますが、利用する仲介サービスによって変化します。
Spotify、AWA、Apple Music、LINE MUSICなど、さまざまなストリーミングサービスが競い合っている、いわばストリーミングサービス戦国時代です。
私は過去にミニアルバムもAmazonで販売していた経験もありますが、活動期間を累計して約21枚を販売して利益は10000万円強でした。

CDはなかなか売れません...。
私は3年ほど活動していましたが、生活していける収益には到底およびませんでした。
私の体験を元にした視点から言いますと、会社員の副業として目指す方が最も効率が良い方法だと思いました。
安定した収入の重要性
ミュージシャンを目指す場合、多くはアルバイトとの掛け持ちを選択すると思います。
アルバイトは会社員と比べて圧倒的に収入が乏しくなるため、音楽活動費も食費などを削って生活することは必須になります。
食費を削るということは、自分の健康にも悪影響のため、感動する作品を作ることはできません。
作詞も作曲もレコーディングも、健康であればあるほど最大限のパフォーマンス能力を発揮することができるため、いくら食費を削って頑張っていても脳が正常に機能しないため良い作品を作ることはできません。
健康な身体で良い作品を作るためにも、安定的な収入を得て、栄養のある食事と規則正しい生活リズムで生活することが重要です。
私はシンガーソングライターとして活動している時に、アルバイトで収入を得ながら音楽活動費を捻出していました。そのため、食費を月5000円に削減して、不健康な生活をしていたからか効率良い活動は出来ませんでした。
2年半後くらいに就職して、正社員としてミュージシャンを目指した時期もありましたが、生活リズムも整い収入も安定した結果、余裕を持って計画的に音楽活動することが出来ました。

隙間時間を有効活用できるようになったのも大きな成長できるポイントです!
プライドは非効率的

私がシンガーソングライターとして活動し始めた当初、「正社員なんて保険をかけたくないぜ!」というプライドが独り歩きしてしまっていました。
しかし、正社員としてミュージシャンを目指すに従って、ミュージシャンこそ保険として扱うべきだと強く思いました。
「正社員なんて保険はかけない」という視点で保険というリスク分散で考えた時に、正社員は保険ではなく確実に安定した収入源になります。
安定した収入源が確保できれば、副業としてミュージシャンなど他の事業に取り組むことができ、副業が収入源を超えることが出来れば、副業を本業に切り替えることができます。
ミュージシャンはアルバイトをするべきと固定概念を持たずに、柔軟な考えで効率的な活動しなければ、ミュージシャンを目指す多くの方々の中で頭角を表すことはできません。

「保険はいらない」と考えるからこそ副業としてミュージシャンを目指すことをおすすめします!
まとめ
音楽業界は低迷を続けており、プロのミュージシャンでさえも赤字になってしまう現状のため、安定的な収入を確保できる正社員で働きながら、副業としてミュージシャンを目指すことをおすすめします。
現代では、CDからストリーミング再生に変化していますが、ストリーミング再生での収益化には長い年月が必要です。
そのため、長い年月に渡って活動していきるほどの安定した収入が大切です。
安定した収入を得る事ができれば、食費を削って音楽活動費に捻出もしなくていいため、栄養のある食事と正常な生活リズムで健康的な生活を送ることで、より良い作品を制作することが出来ます。
「保険なんてかけたくない」という信念を持ってミュージシャンを目指す方もいらっしゃると思いますが、ミュージシャンで成功するためには会社員の副業でミュージシャンを目指したほうが効率よく結果を残せると思います。
まずは、固定概念を持たずに、一度は会社員の副業からミュージシャンを目指してみて、合わなければ辞めれば良いだけですので、まずは試してみることが大切です!

最後までご覧いただき感謝です!
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