「唯一無二の存在」でお馴染みの群馬俊貴です!
今回は「シンガーソングライターは技術より個性で勝負」だヨ
シンガーソングライターを目指している皆さん、または将来的に目指そうと考えている皆さん、音楽活動する上で必ず「技術」が必要だと決めつけていませんか?
音楽の知識や技術について悩んでいませんか?「シンガーソングライターを目指したいけど知識や技術が足りない。楽器が未経験で楽譜も読めない。作詞や作曲が上手くできない。」
音楽活動するに当たって、作詞や作曲など音楽に関する知識や技術はもちろん必要になりますが、最も重要なのは「個性」です。
楽譜が読めなくても、作詞が苦手でも、作曲が下手でも、「個性」や「世界観」を徹底的に作り込むことで技術を上回るほどの存在感を演出することが出来ます。
私の経験から分かることは、シンガーソングライターとして音楽プロダクションにスカウトされるのに、音楽の知識や技術は全く関係が無いことです。
今回は、私が「個性」を演出した方法を体験談として説明していきます。
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シンガーソングライターは「個性」が重要
シンガーソングライターとして音楽活動する上で「ボーカル・ギター・作詞・作曲」よりも「個性」の方が重要です。
ボーカルやギターが上手い人は、世の中に多く存在していますし、作詞や作曲に関してもプロのミュージシャンであれば出来て当たり前です。
出来て当たり前な部分で勝負しても意味がなく、唯一無二の存在を目指すために「個性」として「世界観」を演出することが大切です。
世界観とは「街作り」
音楽活動においての「世界観」とは、活動する方向性の街作りをすることです。
例えば、古き良き日本の分化を強調した街作りの場合、和風テイストの茅葺屋根の木造住宅を建築したり、道中には水の流れる排水路を作ってラムネを冷やしたりなど、和風を連想させる工夫が必要です。
音楽活動においても、ディズニーランドのパレードのようなキラキラした世界観を演出したい場合は、見ているだけでワクワクする非日常感を演出する必要があります。
「世界観」とは、自分が作りたい街に対して、どの様に街作りをすれば良いか考えて演出していくということです。
「個性」や「世界観」を演出する方法
私が音楽活動する上で「個性」や「世界観」を演出した方法は
以上の3点です。
音楽活動を行う前段階の準備として、知識や技術よりも優先的に戦略を考える必要があります。
「芸名・スタイル・キャラクター」の3点を重要視していれば、「世界観」を自然と演出できるため、音楽活動を良い方向へ導きます。
インパクトのある芸名
シンガーソングライターとして音楽活動する上で最も重要なのが「芸名」です。
芸名は記憶に残りやすいインパクトのある芸名、またはインターネットで検索しても検索結果が少ない芸名にする必要があります。
失敗してしまう例として、英語の格好良さを重視してしまったり、自分の本名で活動してしまったりしてしまいます。
余程の理由がある場合を除いて、基本的に「芸名」はインパクトや検索結果を重要視して、しっかりと戦略を考えることが重要です。
スカウトされた際には「芸名」で目を引かれた部分もあるとのことでした!
目を引くスタイル
目を引くスタイルとは、いわゆる「目立つ外見」です。
独特の個性を演出するためには「普通」ではいけないため、他のシンガーソングライターと差別化を図る必要があります。
例えば、SNSのアイコンを遠目から見た時に、多くのアイコンの中から目を引くような「カラフルな色」が重要になります。
ちなみに私は、緑色の髪色にヴィジュアル系メイク、白の革ジャンにレザーパンツの様に、外見だけチラッと見た時に「何だコイツ!?」と思われるようなスタイルを心がけていました。
音楽関係者はSNSで新規開拓を行っている為、アイコンでアピールしよう!
キャラクター設定
キャラクター設定とは、「笑顔でハキハキ話すキャラ」や「根暗で無口なキャラ」など、予め考えた「世界観」を崩さないキャラクターを作ることです。
例えば、国民的なアニメであるクレヨンしんちゃんの場合、「デリカシーがない5才児だけど実は親が大好きな5才児」というキャラクターが面白く、「真面目で普通の5才児の日常」と比べた場合に見る側が受け取る印象は大きく変わります。
シンガーソングライターの場合も、極端な話「歌を歌わないソングライター」や「ギター演奏できないシンガーソング」の方が、見る側としては面白い印象になります。
「歌が下手」を売り文句にするのも面白いですね!
歌が下手でもシンガーソングライターを目指せる理由については、こちらの記事→【体験談】歌が下手でもシンガーソングライターとして活動できる訳を是非ご覧ください。
プロミュージシャンの代表例
プロのミュージシャンの多くは「世界観」を演出することでブランド力を高めています。
代表的なミュージシャンは
上記3組のミュージシャンは、他のアーティストにはない「世界観」や「個性」を演出しています。
SEKAI NO OWARI
SEKAI NO OWARIは、2010年にデビューして以降、独特な世界観を演出することにより、多くのファンを魅了してきました。
楽曲テーマは「社会の不条理」と「愛と希望」の2つで統一しており、どちらも反対の意味を表す様に解釈出来ますが、この2つのテーマを上手く表現しています。
楽曲ではEDMなども積極的に取り入れており、まるでディズニーランドのパレードを見ているかのようなワクワク感を演出しています。
サカナクション
一見すると、ごく普通のバンドと変わりがない様に思える「サカナクション」ですが、楽曲自体に特徴があります。
サカナクションの独特な「世界観」とは、クラブミュージックで多用される、ドラムなどのリズムパターンである「四つ打ち」の使い方にあります。
ロックミュージックやフォークミュージックに、クラブミュージックの四つ打ちを融合させることにより、「良い違和感」という独特な個性を楽曲を通して演出しています。
きゃりーぱみゅぱみゅ
今では日本を代表するアーティストの「きゃりーぱみゅぱみゅ」は、個性的な世界観を演出しています。
例えば、「ファッションモンスター」という楽曲では、「ルールに縛られたファッションはつまらない」というテーマのもと楽曲制作しています。
ヘアメイクやファッションも楽曲と融合しており、独特な世界観の演出とともにブランディングも意識しています。
まとめ
シンガーソングライターとして活動する上で重要なのは
- 知識や技術は必要ない
- 独特な「個性」や「世界観」
- 目を引く奇抜な外見
であり、「普通」から逸脱した唯一無二な存在である必要があります。
SNSのアイコンを遠目で見た時に、一瞬でも興味を持てばフォローしてもらえますし、音楽関係者の目にもとまりやすくなります。
音楽活動する上で、どうしても知識や技術に力をいれすぎてしまいますが、基礎的な知識や技術さえあれば十分であると考えます。
世界中には絶対音感を持つ音程を外さない人や、幼少期からギターを練習しているプロフェッショナルもいますが、ミュージシャンとして成功する確率が高いかと言われると話は違います。
音楽活動で成果を出すには、知識や技術よりも独特な「個性」や「世界観」を演出することの方が何よりも大切です。
最後までご覧いただき感謝です!
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