【オリジナル楽曲の作り方】未経験から独学で作曲する方法

作曲体験記
群馬俊貴

『全ての個人が個人で稼げる時代を作りたい』をモットーに情報発信中。20歳で林家一門に弟子入りし、25歳でGReeeeNやAdoの所属事務所からスカウトされる。

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「未経験から独学で作曲」でお馴染みの群馬俊貴です!

今回のテーマは「未経験から作曲するための手順」だヨ

オリジナル楽曲を作ろうとしても、これまでに楽器の経験が無かったり「今から音楽理論を勉強しても手遅れ」だと感じて諦めてしまう方も多いです。

自分自身も、18歳の高校生時代に「将来はシンガーソングライターになりたい」と強く心に決めていましたが、「自分よりすごい人は山ほどいるから今から学んでも手遅れだ」と諦めてしまいました。

未経験からの作曲で悩んでいませんか?「未経験から作曲するには楽譜が読めないと難しい。楽器が弾けないから今から目指しても手遅れ。未経験から独学でシンガーソングライターは厳しい。」

未経験で楽器経験が無い場合、「ミュージシャンになりたい」と強く心に決めても、「今からでは手遅れ」という気持ちが邪魔をしてしまいます。

私は高校生時代に諦めたシンガーソングライターの夢を、22歳から再び未経験から独学で目指しました。毎日8時間の勉強とアルバイトの日々を乗り越えて3年後の25歳の時に、GReeeeNの所属事務所からスカウトされる成果を出すことができました。

この記事では、私が実践した「未経験から独学で作曲する手順」を説明していきます。

この記事でわかること
  • 有名なコード進行を覚える
  • 鼻歌でコード進行にメロディーを付ける
  • DTMでコード進行に楽器を割り当てる

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未経験から独学で作曲する方法

未経験から独学で作曲をするには、あらかじめ知識を覚えるというよりも、実践して試しながら覚える方が効率が良いです。

主な作曲の手順
  • 有名なコード進行を覚える
  • 鼻歌でコードにメロディーを付ける
  • DTMで楽器パートを制作する

有名なコード進行を覚える

「作曲したい」と思い立った時に多くの人が起こしてしまう行動は、楽器を買ってしまうことではないでしょうか。

昔は、GarageBandのような楽曲制作ソフトDTMが現在のように普及しておらず、素人が作曲をするのに楽器は無くてはならない必需品でした。

王道進行やカノン進行など有名なコード進行を覚えることが、独学での作曲の近道です。

  • 王 道 進 行…F-G-Em-Am
  • カノン進行…C-G-Am-Em-C-F-C-G

カノン進行は1990年〜2000年にかけて大ヒットを記録した楽曲が多数あります。(例:負けないで/ZARD、チェリー/スピッツなど)

これらのコード進行をGarageBandなどの無料アプリで学んでおけば、いざ楽器を手にした時にスムーズに練習することもできます。

初心者が陥りやすい注意点として、コード進行の意味を考えてしまいがちですが、コード進行の仕組みは歴史が作り上げたものですので深くは考えない意識が大切です。

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鼻歌でコードにメロディーを付ける

コード進行を覚えたらDTMや楽器などを使用して、コードを奏でながら適当に鼻歌でメロディーを付けてみましょう。

ここで、「このメロディーで合ってるかな」と疑問しかない方が多いと思いますが、初めのうちは適当にメロディーを付けてしまって問題ありません。

一通りメロディーが付け終わったらボイスレコーダーに録音して、どこがおかしいか明確にして修正していきます。

少しずつ修正していくことで、「なんか合ってそうな気がする」という感覚になり、コードとメロディーが合う瞬間が必ず訪れます。

作曲というのは0→1にする作業のため、どんなに慣れている人でも試行錯誤して「本当に合っているのかな」の繰り返しです。

作曲自体はここで終了となりますが、本格的な楽曲にしていくためにDTMで楽器パートを制作していきます。

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DTMで楽器パートを制作する

最後にできあがったラフな楽曲をより華やかにするために、DTMと呼ばれる楽曲制作ソフトで楽器パートを制作していきます。

DTMを使用できれば、楽器が無くてもドラムやベース、ギター、ドランペット、ハーモニカなど、様々な音色を自在に操ることができます。

おすすめのDTMはStudio OneというDTMソフトになります。

Studio Oneは、無料プランである「Studio One Prime」があり、私もシンガーソングライターとして活動している時は無料プランを使用していました。

本格的な有料版ソフトは1万超えするものが殆どですので、初心者のうちは無料プランで十分作曲のスキルを磨けますし、オリジナル楽曲も納得のいくものができます。

それぞれの楽器パートが完成したら、作曲自体は終了となります。

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クオリティを上げたい場合は?

自分でDTMで制作した楽曲を出力して聴いてみると、「あれ、いつも聴いてる音源よりもかなり音が小さい」という悩みを抱えてしまいます。

流通している様々なアーティストの音源というのは、ミックスダウン、マスタリング,ボーカルの音程修正など、様々な加工がされていています。

これらの加工は初心者が学ぶとなると莫大な時間がかかりますので、エンジニアと呼ばれる専門の方に依頼するのが一般的ですし、私自身も依頼していました。

相場は、一曲15000円程度のため、気軽に音楽活動している方にとっては痛手ですが、試しに一曲制作してみるのも楽しいのでおすすめです。

依頼する時には、全体のイメージ、修正してほしい箇所、エコーをどのくらい聞かせるかなど、ザックリでも良いのでイメージを具体的に伝える必要があります。

まとめ

未経験から独学でオリジナル楽曲を制作するとなると、凄く敷居が高く感じられてしまうかもしれませんが、仕組みさえ理解してしまえば後は流れ作業の様なものです。

手順をまとめると

  • 有名なコード進行を覚える
  • コードにメロディーを付ける
  • DTMで楽器パートを制作
  • エンジニアに依頼する

上記の手順を順番に行うだけで、プロのミュージシャンの音源の様なクオリティのオリジナル楽曲を作ることができます。

「未経験で独学から作曲なんて無理」と決めつけずに、覚えながら少しづつでも良いので前に進んでいってください。

制作したオリジナル楽曲は、TuneCoreやエイベックスが運営するBIG UP!などで配信することができ、再生されれば一曲0.7円ほどの収益となります。

皆さんも作曲をみにつけてオリジナル楽曲を配信してみましょう!

最後までご覧いただき感謝です!

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